ネットワーク関連の設定が不要で、起動するだけですぐに使えるコミュニケーションソフト。テキストメッセージの送受信のほか、ファイルの送受信やリアルタイムでのチャットなども行える。「LightLine 2」は、LAN上の他のユーザとの間でメッセージやファイルを送受信するためのソフト。起動すると、ネットワーク上の「LightLine 2」ユーザ(または「LightLine Network」対応アプリケーションを使用しているユーザ)が表示され、相手を選んでメッセージを送信したり、ファイルを送信したりすることが可能。インターネット経由で「LightLine 2」ユーザとチャットできる「グローバルチャット」機能も搭載する。
メッセージを送信するには、リストから相手ユーザを選択し、ツールバーの「送信」ボタンをクリックすればよい。ユーザリスト上でダブルクリックしたり、右クリックでコンテキストメニューから実行したりすることでも送信できる。送信方法には通常のものと「封書送信」とがあり、送信ダイアログボックス上のボタンでどちらかを選択する。
メッセージを受信すると、マウスポインタのフラッシュで通知してくれる。さらに、ツールバー上の「メッセージ閲覧」ボタンが点灯し(アクティブになる)、ボタンをクリックすることで、ダイアログ上にメッセージや送信者の情報が表示される仕組み。「封書送信」されたものは「メッセージ閲覧」ボタンのクリック後、さらに「開封」ボタンをクリックすることで表示されるようになっており、2ステップの操作が必要になる。ダイアログ上には次のメッセージを表示するボタンや返信用のボタンも用意されている。
ファイルの送信もメッセージ送信の場合とほぼ同様の操作で行える。送信するファイルを指定できるほか、コメントを添えて送信することも可能だ。
ユーザが一時的に席を外している場合は、相手に不在メッセージで通知することが可能。不在を指定しておくと、ユーザリスト上のステータスは「不在」となる。不在メッセージは複数を設定しておくことが可能で、利用時に選択できる。
チャット機能も搭載する。LAN上でのチャットに加え、インターネット経由でのグローバルチャットにも対応する。
そのほかオプションでは、
- ハンドル名のカスタマイズ
- ログイン/ログアウトや不在など、通知するイベントの種類や通知方法の指定
- イベント発生時に鳴らすサウンドの割り当て
- メッセージの暗号化などのセキュリティ設定
- ファイル保存先の指定
- ホットキーのカスタマイズ
などを行うことが可能。過去にやり取りしたメッセージを確認するためのログビューアも備える。