ソフトを開発しようと思った動機、背景
もともとは47都道府県で戦う戦略シミュレーションゲーム(SLG)を作ろうとしていました。しかし、あまりに複雑になりそうで、システムを考える際に煮詰まってしまいました。そこで規模を縮小し、システムもシンプルにしたものを最初に作ることにしたのです。舞台の候補はいくつかあったのですが……、
- 海上自衛隊や固定翼機の航空自衛隊が配備されていない
- 県ごとに極端な経済力や兵力の差がなく、どの県でもクリアできそう
- 少しは馴染みがある地域
といった理由から、四国を舞台にしたのが本作です。開発中に苦労した点
戦略シミュレーションゲームを作るのが初めてだったので、ありとあらゆる場所で苦戦しました。なかでもユーザインタフェース(操作ボタンやパラメータ表示など)の制作に一番苦労したように思います。実用的かつ、それなりの見栄え、かつ初見でもわかりやすくするために、相当な試作と、実際に遊んでもらっての検証を繰り返しました。
ユーザにお勧めする使い方
四国出身の方は、地元の県で遊ぶのも一興でしょう。でも、うまくクリアできないようでしたら、まずは愛媛県で慣れるとよいかと思います。
実際の四国
本作はさまざまな統計データを使って、四国の実情を表現しています。また、おまけとして、
- 四国の鉄道観光ガイド「四国を鉄道で旅してみよう!」
- ふるさと納税レビュー「四国にふるさと納税して、お得で個性的な返礼品をもらおう!」
といったものも付けています。本作を遊んで、実際の四国にも興味を持っていただければうれしいです。今後のバージョンアップ予定
「四国志大戦 〜県知事の野望〜」自体のアップデート計画はありませんが、47都道府県で戦う全国版や、キャラクタやストーリーを付けた作品の制作などを予定しています。
最後に
制作にご協力していただいたテストプレイヤー、作曲担当者、寄付していただいた方、そして、すばらしい地元ネタを提供していただいた方々に感謝します!
(武藤FP)