異空間封印ゲーム
河童のカーたんが異空間を封印するゲームです。
ストーリー
ここは、日本のどこかにある河童達の隠れ里、カッパディメンション。
その日は、(2035年9月2日と思われる)日食が見られると予測された日だった。
カッパディメンションは、人工的な異空間として成立している関係で、日食の影響で
ちょっとした問題が起こる。その問題に対処するため、その日は里の河童が総出でスタンバイしていた。
予測された通り、カッパディメンションでも、日食が見られた。
月が太陽を隠すと、星々がかすかな光を発し出す。すると、それに呼応するかのように、
地上に、夥しい数の、異空間への入り口が現れる。
太陽が再び現れた後も、異空間への入り口はしばらくは残る。深刻な害はないが、
放っておくと、日常生活に支障をきたす。そこで、河童たちは日食の度に、発生した異空間への
入り口を閉じる活動を行うのだ。
「ぼちぼち、始めるとしましょうか、、」
年配の河童の一人がそう言ったのを合図に、集まった河童達はそれぞれ、やおら作業に取り掛かった。主として年配の河童達が醸し出す牧歌的な雰囲気と、異空間のサイケデリックな色彩が、なんともいえないコントラストを生み出している。
河童達の中に、カーたん(0歳)もいた。日食は生まれて初めての体験である。
日常と変わらない動作を見せる大人の河童とは対照的に、カーたんは内心の興奮を隠せずにいた。
ソフト名: | カッパディメンション |
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動作OS: | Windows 8/XP |
機種: | IBM-PC |
種類: | フリーソフト |
作者: | 竹凪 |