VRML のポリゴンの断面の輪郭を新規に VRML ファイルに作成する
VRML ファイルの中のポリゴンを輪切りにして、その輪郭を VRML ファイルに出力するプログラムを作った。
最近、博物館などから無料で公開されている美術品や遺跡の3Dデータが公開されることが多くなってきた。
実際に触れることができないが、3Dデータからいろいろ調べることもできるはずです。
そこで今回は実際には触れることができないような遺跡や美術品もバーチャルに断面の輪郭を確認できるプログラムを作った。
ここで言う VRML ファイルのポリゴンとは、具体的には IndexedFaceSet ノードで表現されている、体積のある3Dのモデルの物体を意味しています。
3Dプリンターで出力出来るモデルならば、これに該当します。
3Dプリンターで印刷できない、単なる面や線、点は、対象外です。
これだけ聞くと、何もわざわざスライスした輪郭のファイルを作らなくても、ワイヤーフレームモードで見れば、十分なのではないかと思われる方もいるかと思います。
しかし、ワイヤーフレームモードといくつか違いがあります。
ワーヤーフレームモデルで見れるのは、モデリングされているポリゴンの線分です。断面ではありません。断面とワイヤーフレームは同じではありません。
場合によっては、断面情報のほうが重要なことがあります。
ワイヤーフレームは全体が一体ですが、このプログラムでは断層ごとに移動させてそこだけ詳しく観察するなどバーチャルな使い方ができます。
そういう場合にお試しください。
つまり、本プログラムを使うことによって単なる3Dモデルや、ワイヤーフレームで確認しにくい3Dモデルの断面情報を確認できます。
博物館などから無料で公開されている3Dデータで実際には触れることができないような遺跡や美術品もバーチャルに断面の輪郭を確認できます。
なお、ブラウザで観る場合は VRML のプラグインなどをインストールしておいてください。通常無料でネットから入手可能です。
原則、使用者一人につき1ライセンス
試用不可
ソフト名: | Check_Pdiv |
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動作OS: | Windows 10/8/7/Vista/XP |
機種: | IBM-PC x64 |
種類: | シェアウェア |
作者: | 山口 浩明 |
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