VRML ファイルの point の値を変更し移動、回転、サイズ変更、変換するプログラム
VRML のファイルを読み込んで、point の値を変更し、移動、回転、サイズなどを変更、変換するプログラム
最近、バーチャルリアリティ VR や拡張現実 AR への感心が高まってきている。
VRML は、形と色情報のほかにも、バーチャルリアリティー情報を持つことが出来る。
バーチャルリアリティ情報のうちの形と色情報のみを使えばフルカラーの3Dプリンターに使える。
ただ、この場合、3Dプリンターに出力しやすいように、物体の位置を変える必要が出てくる場合がある。
そこで、VRML ファイルの中の point の値を、実際に変換し、別ファイルに書きこむプログラムを作った。
変換する際には、VRML の Transform ノードと似たようでありながら、さらに簡単に出来るようにした。
たとえでフルカラーの3Dプリンターの利用をあげたが、それ以外にも、VRML ファイルの point の位置を変えたいという事はあるものだ。そういう時に、使えばよいだろう。
point とは、VRML のボリゴンなどの記述に使われている点の値の集合のこと。
VRML の以下のノードで主に使われている。
IndexedFaceSet
IndexedLineSet
PointSet
他の3D編集ソフトで変更した場合には、いくつかの問題があります。
(1) 一般の3Dモデリング・編集ソストは、使い方が難しい。
そこで、本プログラムでは、一度に回転できるのは、xyzのどれか一つの軸に対してのみ回転できるようにした。こうすることで、変更が把握しやすい。
基本的には、VRML の Transform ノードと似た仕様になっているので、VRML になれた人には分かりやすい。
つまり、本プログラムを使うことによって使いやすく、変更が分かりやすい。
(2) 一般の3Dモデリング・編集ソストを使って変更した場合、バーチャルリアリティ情報が失われる可能性が高い。
一般のモデリングソフトが扱えるのは形状の情報のみで、それ以外の情報を扱うことが出来ないので、それらの情報は失われることが多い。
これではせっかくのバーチャルリアリティ情報が失われてしまう事になる。
その点、本プログラムを使った場合は、他の情報は保持されているので、バーチャルリアリティに再利用可能だ。修正するにしても、最初から書くよりは、容易になる。
(3) コマンドラインプログラムなので、動作が早い。
興味のある人は、試しに使ってみて欲しい。
原則、一人につき1ライセンス
ソフト名: | Transform |
---|---|
動作OS: | Windows 10/8/7/Vista/XP |
機種: | IBM-PC x64 |
種類: | シェアウェア |
作者: | 山口 浩明 |
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