Exif、XMP、IPTCなど、画像ファイルのメタデータを表示・編集できる
Exif、XMP、IPTC、Makerといった、画像ファイルのメタデータの内容を表示したり、編集したりできるソフト。
デジタルカメラで撮影された画像ファイルには、カメラの機種や撮影時の条件情報など、フォトレタッチソフトなどで加工する際に応用できるメタデータも同時に保存されています。「ExifToolGUI」を使えば、画像ファイルのメタデータを確認し、必要に応じて修正することができます。
メイン画面は3ペイン構成。左ペインで画像ファイルが保存されているフォルダを選択すると、中央ペインにフォルダ内の画像ファイルが一覧表示され、選択した画像ファイルのメタデータが右ペインに表示されます。中央ペインのファイル一覧では拡張子で絞り込みができるほか、一覧表示に利用する項目(フィールド)を、Camera settings、Location infoなどから選択して指定できます。
右ペインの「Metadata」パネルでは、Exif、XMP、IPTC、Makerのメタデータを閲覧できます。メタデータを編集するには、編集対象を選択し、「Workspace」ボタンを押して、テキスト入力フォームでデータを修正します。メタデータ編集時には、画像ファイルのバックアップが自動生成されます。
そのほか、撮影日時、作成日時、更新日時を一定時間進める・戻す・同一の日時にしたり、日時データを利用してリネームしたり、指定した画像ファイルのメタデータを、TXT、MIE、XMP、Exif、HTMLファイルに書き出したりすることも可能です。
【使い方】
(1)「ExifToolGUI」をインストールする前に、http://www.sno.phy.queensu.ca/~phil/exiftool/にアクセスして、コマンドラインで動作するExifToolをダウンロードします。2015年12月10日現在、Windows Executable: exiftool-10.07.zip (5.0 MB)のアンカーポイントをクリックしてダウンロードします。
(2)ZIPファイルを解凍するとexiftool(-k).exeが取り出されるので、exiftool.exeにリネームします。
(3)次にExiftoolGUIをダウンロードしてZIPファイルを解凍します。ExifToolGUI.exは、http://u88.n24.queensu.ca/exiftool/forum/のExifTool GUIのリンク先からダウンロードできます。
(4)(3)のフォルダに(2)のexiftool.exeをコピーしてからExifToolGUI.exeを実行すると、正しく起動します。インストール作業は不要で、実行ファイル単体で起動します。
ソフト名: | ExifToolGUI |
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動作OS: | Windows 7/Vista/XP |
機種: | IBM-PC |
種類: | フリーソフト |
作者: | Bogdan Hrastnik |