作者の思考過程を記録するアイディアプロセッサ 研究・開発の過程記録に最適
Thought Ticklerは、思考プロセスレコーダーです。
一種のアイディアプロセッサーですが、思考過程を記録するという、特別な機能があります。
Thought Ticklerは、全てのユーザー操作を記録することによって、ユーザーの思考過程を記録することが出来るのです。
記録された思考過程は、後から参照することができます。それも、いちばん最後の思考状態だけでなく、途中の思考状態を切り出して参照することができるのです。
忘れてしまった思考過程を見直すために、さまざまな検索機能が用意されています。
では、製品開発を例に、Thought Ticklerの仕組みを説明します。
1.Thought Tickler を使って、物づくりと平行して工程をラフに記録してゆきます。Dynamic Drawゆずりのインタフェースで、ペンで描くように殴り描きできます。
2.もし試作に失敗したら、失敗の理由を記録してから工程の記録をストップ。
3.少し後戻りをして仕様の分岐をつくって、新しく仕様を書き込んでいきます。
1〜3を繰り返せば、実際の 試み&失敗 をそのまま反映した文書ができあがります。
Thought Ticklerでは、この文書を履歴文書と呼んでいます。
通常の文書は開発工程の一瞬のスナップ写真ですが、履歴文書は、全工程を記録した いわばムービーです。
履歴文書に大量の情報が含まれていても、必要な情報を取り出せなければ役に立ちません。
そのために、Thought Retrieverが用意されています。
Thought Retrieverは、履歴文書を閲覧・検索するためのツールです。
Thought Retrieverを使えば、いつの仕様だって素早く取り出せるし、キーワードや修正箇所、時間などさまざまな方法で履歴文書を検索できます。
履歴文書さえあれば、何年も経って製品の仕様を忘れてしまったとしても、素早く思い出すことができます。
他の人に仕様を伝える場合も、ただの文書よりずっと効率的に仕様を伝えることができます。
詳しい情報は以下のホームページまで。
https://www.dynamicdraw.com/ja/
ソフト名: | Thought Tickler |
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動作OS: | Windows 11/10/8/7 |
機種: | x64 |
種類: | フリーソフト |
作者: | 福代 昌之 |