METAFONT のコンパイル→pk圧縮→gather を一括で行うツール
MFA は METAFONT のコンパイル→pk圧縮 を一括で行うツールです(旧バージョンではgather も可能でしたが, 現在はサポートしていません。将来サポートする可能性はあります)。
また, フォント生成に於いて, 既に存在するフォントは生成しませんので, 生成時間が削減されます。
フォント作成を指示するデータファイルはLaTeX 入門(奥村晴彦著)に紹介されているファイルと互換性があります(最初から LaTeX, LaTeX2e, SliTeX,ASCGRP, texinfo のデータは添付されていますので, 自分でデータファイルを生成する必要は殆どありません)。
インターフェースが GUI になりました。但し, 従来通りコマンドラインからの引数も受け付けます。
フォントの生成状況をリアルタイムで表示しますので, あとどれくらいで終了するか推測出来るようになりました。
gather には対応していません。但し, 将来 long file name 対応の gather がリリースされ, 需要が多いようであれば対応する可能性はあります。
最近の dvi ware は無いフォントは自分で METAFONT を起動してフォントを作成する機能を持ったものが多いので, この様なツールの存在意義は以前に比べるとかなり小さくなっていると思います。が, tfm も存在しないまっさらの状態では TeX のコンパイルすら出来ないので, フォントを一括作成したい時には役立つと思います。