多変量の測定データに対して重回帰分析と主成分分析を行う
1.多変量解析は「重回帰分析」と「主成分分析」とができるプログラムです。
また、多変量解析[II]は「判別分析」ができるプログラムです。
各種の実用分野(数学の分野ではありません!)で利用することができる小アプ リケーションです。
以下は使い方の簡略説明ですが、詳細は付属のヘルプファイルを参照下さい。
2.本アプリケーションの利用には、マイクロソフトExcel が必要です。
3.最初、Excelのセルに、説明変量(X1, X2, ..., Xk)の数値 [ 重回帰分析の場合 には、目的変量(Y)と、説明変量(X1, X2, ..., Xk)の数値 ] を、縦・横方向に 入力し、それをクリップボードにコピーします(クリップボードへのコピー後、 Excel はすぐに閉じます)。
入力データのExcelの横セル数(k個、重回帰分析の場合はk+1個)のkの数は、2 から11までの範囲です。また、縦セル数(それぞれの変量のデータ数)は5個 (または、それ以上)です。「判別分析」の場合には、上記の条件を満たすグル ープ数が2個(または、それ以上)必要です。
4.この準備の上で、本アプリケーションを使います。重回帰分析・主成分分析を 行う「多変量解析(MLVAR95.EXE)」では、条件設定のダイヤログで、どちらの分 析を行うかの選択をします。判別分析を行う「多変量解析[II](MLVAR98.EXE)」 では、このダイヤログで行えるのは、信頼度の設定だけです。
5.適正なデータ群でエラー無く計算が行われた場合は、結果を"タブ区切り形式" のファイル(xxxx.XLS)として、名前を付けて保存します。
注:これは、テキスト形式のファイルですが、下記の#6で、該当ファイルをダ ブルクリックしてExcelを起動させるために、ファイル名を xxxx.TXT とし てでは無く、xxxx.XLS として保存します。
6.保存されたファイルを、ファイラー(例えば、エクスプローラ)で探し、このフ ァイルをマウスの左ボタンで、ダブルクリックします。
7.すると、Excel が起動され、結果を読むことができます。
8.同梱の「統計量の計算」(注:t分布,X(カイ)二乗分布,F分布の計算)は、 "おまけ"です。
9.ソフトウェアーは、日本語OSで、表示が自動的に日本語になります(その他の言語のOSでは、表示が自動的に英語となります)。
ソフト名: | 多変量解析入門 |
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動作OS: | Windows 8/7/Vista/XP/Me/2000/98 |
機種: | 汎用 |
種類: | フリーソフト |
作者: | 神田 公生 |