MASM/OPTASMで構造化プログラミングを容易に
本マクロセット(amscls.inc)は,Microsoft Macro Assembler(以下MASM)で構造化プログラミングを容易にするためのものです.月刊ASCIIの「アセンブラMACROプログラミング」(1986年10月号より連載の第1回/2回以降のマクロセットは西村卓也氏による)で紹介したもので,ディスクアスキー「アセンブラMACROプログラミング技法/A-MACROS」にも収録しています.本マクロセットは,このディスクアスキー収録分のマイナーバージョンアップ版であり,初期のものよりアセンブル時間が40〜50%程度改善されています!
今回は,そのディスクアスキーの入手が困難になっていることから,正式に絶版とし,1991年1月以降フリーソフトウェアとして配布しようというものです.また,マクロ中,$_ldptr,$_stptrの2つの内部マクロは,西村卓也氏によって追加されたものです.
最近になって,「実は,あのマクロセットを使っているんだよ」という話を,何人かの方から続けて聞いて,ますますフリーソフトウェアとして配布したいという気持ちになったしだいです.
なお,Ver.2.01a以降のバージョンでは,吉崎栄泰氏に$_break blknm,stmt,cnd 形式のブレークのバグフィックス,$_untilで生成するコードのオプチマイズをしていただき,それを取り込んだ形になっています.