「KanaBoard」は、マウス操作だけで文字入力を行えるソフトウェアキーボード。かなや英数字だけでなく、漢字も入力できる。
ソフトを常駐させているときに、文字を入力したいところにカーソルを合わせて3秒間クリックし続けると、ソフトウェアキーボードのパネルが現れる。このパネル上で文字列を作成すると、該当個所にその文字がリアルタイムで表示される。
パネルには「漢字」「ひらがな」「カタカナ」「英数」「カタカナ(半角)」「英数(半角)」「汎用」の7種類があり、上部のタブで切り替えられるようになっている。このうち「汎用」は、テンキー付きの一般的なキーボードと同じデザインのパネル。実際のキーボードを使うのと同じ感覚で入力でき、キーボードエミュレータとして使える。
パネルの下部にある「切取り」「コピー」「貼付け」ボタンで、クリップボード内の文字列を操作することも可能。カーソルを合わせているか、カーソルで選択している文字列に対して、文字列のカット/コピー/ペーストを行える。現在、クリップボードにコピーされている文字列を表示するスペースもある。
設定画面は、タスクトレイメニューから開くことが可能。設定画面には、Windowsにログオンしたときに「KanaBoard」を自動で常駐させるためのオプションが用意されている。