「となりの漢爺3」は、小学生向けの漢字学習プリントを作るためのソフト。「書き方(書き取り)」「練習」「読み方」という三つのプログラムのプリントをまとめて作成・印刷することができる。
漢字データは、1年生から6年生までの配当分が収録され、学年別に漢字のリストが用意されている。リストで漢字を選択すると、その漢字に関する問題の例文が示される仕組み。例文は「前段」「出題部分」「後段」の3ブロックで構成され、出題部分にはルビ(読み仮名)が付けられる。例えば「小さな/音/がきこえる」という例文には「おと」というルビが振られる。漢字にあった新たな例文をユーザが登録することも可能。問題文は10問が1単位となる。
問題文は、「書き方」「練習」「読み方」の各プログラムで共通利用できる。書き方の問題であれば、問題用紙にルビだけが表示され、漢字の部分が空欄になる。練習では、ひとつの漢字をひたすら書く練習帳のようなものを印刷できる。読み方の問題は書き方と逆で、漢字は示されるがルビは空欄になる。これらの問題用紙をまとめて印刷できるようになっている。
そのほか、小テスト作成ソフト「豆狸くん」が付属する。「となりの漢爺3」で作成した問題データ(moj形式ファイル)を読み込ませることができ、A4用紙1枚に20題の問題を印刷できる。