「Sundial Maker」は、日時計の型紙作成・印刷と、デスクトップ上での日時計のシミュレート表示を行えるソフト。約400都市の緯度と経度があらかじめ登録されている。
日時計は、日光が当たる場所で用いられる自然時計で、影の位置によっておよその時刻を調べられる。「Sundial Maker」では、緯度と経度を入力することで、その地点にあった日時計の文字盤とノーモン(文字盤に影を落とす突起)の型紙を印刷できるようになっている。印刷した文字盤とノーモンを組み立てることで、日時計が完成する。
補正オプションとして、「日付指定なし/現在時刻モード」「日付指定あり/自由設定モード」の2種類を切り替えることが可能。前者では均時差による補正が行われないが、後者では指定日付で均時差補正が行われ、文字盤が調整される。時刻は「中央標準時」と「真太陽時」のいずれかを選ぶことが可能。盤の時刻間隔は10/15/20/30/60分から選べる。文字盤の配色、時刻や方位の文字ファント、背景画像などを変更することも可能だ。
日時計印刷機能のほか、パソコン上で日時計をシミュレートする「デスクトップ日時計」もある。パソコンのシステム時計にもとづいて日時計の動きをシミュレートし、時間が経過するにつれて、ノーモンによる影が少しずつ移動してゆく。