「三角形の自動計算」はその名の通り、三角形の取り扱いに特化した計算ソフト。辺の長さや角度をすばやく求められる。
三角形には三つの辺と三つの内角があり、その六つの要素のうち、三つ以上が判明していれば、それ以外の要素は計算によって求めることができる。こうした計算では一般的に三角関数を使う必要があるが、「三角形の自動計算」を使えば、関数を意識せずに計算することが可能だ。
このソフトはWebブラウザ上で動作する。使い方は簡単で、先ほど取り上げた六つの要素のうち、判明している値を入力欄に記入するだけでよい。a/b/cに辺の長さを、A/B/Cに内角の角度を入力する。このうちaの値だけは入力が必須となる。
「計算」ボタンを押すと、あとは自動的に計算が行われ、未入力の項目を埋めてくれる仕組み。このとき、三角形の面積もあわせて算出してくれる。平方根の値は入力欄に直接入力できないため、別途用意されている平方根計算ツールを使って、値を小数点で導き出し、その値を入力する。
計算結果は、「計算結果を残す」ボタンを押すことで一時的に保存することができる。計算結果はいくつでも残すことが可能だが、Webブラウザで「更新」ボタンを押すなど、ページを読み込み直すと消去される。