「こっそりエディタ」は、ソフトそのものをWindowsの背景と同化させることができ、こっそりと隠れて文章を書けるエディタソフト。ウィンドウ枠やメニューバーなどは表示されず、ルーラとテキスト入力部、最小化・閉じるボタンのみというシンプルなインタフェースだ。ルーラ部を右クリックするとメニューが現れ、テキストの新規作成や保存、背景色・文字色の変更などが行える。背景色と文字色は、それぞれ16色のカラーパレットから選択できるほか、スポイト抽出機能により、表示されているどの色にでも変えることが可能だ。背景色をデスクトップの背景色に合わせておけばほとんど目立たないため、起動しているように見えないので周囲の目をごまかすことができる。そのほかフォントの種類やサイズの変更も可能だ。
また、文章を書いていることがほかの人にわからないようなさまざまな設定を行える「こっそり設定」も用意されている。例えば、スタートメニューの「最近使ったファイル」に登録しないオプションや、最小化の状態から元のサイズに戻す際のパスワードなどが設定できるのだ。タスクトレイのアイコンを別のソフトのものに変更し、あたかもほかのソフトが起動しているような偽装も可能となっている。
なお、一般設定では、オートインデントや制御文字の表示などだけでなく、全角で入力している文字の文字色や背景色を変更可能なので、より目立たなくすることもできる。