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ファイル管理機能を搭載したマルチメディアビューア
Impression Gallery Next!
Version 1.00
IE 4に同梱されるActiveMovieの機能を応用したファイル管理機能付きのマルチメディアビューア。JPEG、GIF、PICTなどの各種静止画像、AVIやMPEGなどの動画、テキスト、リッチテキスト、HTML、さらにWAVやMIDIなどのオーディオ、カーソルファイルまで、およそ考えられるほぼすべてのマルチメディアファイルが表示・再生の対象になる。
エクスプローラ風のファイルリスト画面で、ワンクリックで演奏・再生・表示が可能。しかもフォルダ内に含まれるファイルを自動的に連続表示・再生するスライドショウ的な機能も持つ。もちろん、そのままコピー、移動、削除もできるし、いくつかのファイルをスタックに積み、一括コピー/移動といったことも可能である。フォルダ内の画像やHTML文書は「Multi View」モードでサムネイル表示でき、このサムネイルデータを保存することで次回以降は高速表示になる。よく使うフォルダを「Quick List」に登録しておけば、すぐに目的のフォルダに移動できる。
選択した画像を壁紙として使う機能もある。CD-ROMなどのリムーバブルメディアの画像を壁紙にした場合も、ハードディスクにコピーして使うため、媒体を抜いてもエラーにならない。同じ作者による壁紙チェンジャ「MAGI CASPER」およびMIDIプレイヤー「MAGI BALTHASAR」で利用するためのリストファイル作成機能もある。
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「Single View」モードと「Multi View」モードを使い分けることで、ともすればハードディスクのこやしになりかねない大量のマルチメディアファイルをうまく整理できる。画像整理時はMulti Viewモードの方が便利だが、すべての画像を全部読み込むまで表示が行われないため、高速なマシンでないと少しつらいだろう。そのかわり、対応しているフォーマットは非常に多く、デジカメ映像やPhotoshop(PSD)ファイルまでもサポートしている。
サムネイルのないSingle Viewモードは一見不便そうだが、ワンクリックですばやく表示・再生が行われるので、ローパワーマシンでも何とかなる。ファイルの横にチェックを付けてまとめて削除や移動ができる機能は非常に便利。いちいち[Ctrl]キーを押しながら連続選択する手間が省ける。
若干気になったのがファイラとしてのユーザインタフェース。例えばQuick Listに登録することでよく使うフォルダへのアクセスは簡便になっている。しかし、移動したフォルダの履歴がないことと、「戻る」-「進む」といったブラウザ的な動作ができないのが少し残念。
もうひとつ、音楽・音声・動画再生時のボリュームコントロール機能もほしかった。モノによっては再生するといきなり大音量になる場合もあるので、次期バージョンでは音量調節ができるようにしてほしい。
動作には、IE 4(ActiveMovie)がインストールされていることが必要。
(藤田 洋史)
作者のホームページはこちら。
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ソフト作者からひとこと
画像のサムネイル表示や、スライドショウ機能を持ったソフトは数多くあると思いますが、コストパフォーマンスの点ではかなりお得なソフトであると自負しています。
シェアウェアですが、じっくり気のすむまで試用していただきたいので、機能制限や試用期限は一切設けてありません。ぜひ一度お気軽にお試しください。」
(大高 篤志)
※ この記事は、'99年1月21日に公開されました。
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