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音楽知識のない人でも簡単に楽しめる!! 自動作曲システム
Virtual Composer Version 2.2 |
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久々に楽しいソフトだった。「徹夜でGO」などという適当な歌詞をつけて「テクノポップ」を選択、速め速めの曲調にしたら、そのへんのハヤリモノよりずっとカッコイイものを作ってくれたのである。さしずめ電気グルーヴとかavex系といったところだろうか。どこかで聞いたような気がするとは思いつつ、リズムがいいのでつい足が動いてしまう。そのままテンポを緩やかにして、楽器をピアノだけにしてみたら、TVドラマのエンディングで使えそうな曲が出てきた。
なるほど、パラメータと楽器、音域を変えるだけでかなり違った感じになる。フレーズ長やジャンルが同じままだと多少テンポを変えても曲の感じも似たようなものになるが、マイナーとメジャーの区別ははっきりついている。曲の途中で転調がかなり入るのだが、これもパラメータによってずいぶん変化する。 惜しいのは曲の再生中に歌詞が追従表示されないこと。歌詞ウィンドウを開いておくことはできるのだが、カラオケのような使い方はできない。曲に連動して歌詞の色が変わる表示機能を付けてくれればもっと楽しめるのだが。 なお、12月16日現在の最新版はVer.2.3。これはVer.2.2に対し若干のバグ修正を施したバージョン(作者のホームページよりダウンロード可能)。
(藤田 洋史)
作者のホームページはこちら。 |
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ソフト作者からひとこと
Virtual Composerはもともと第9回全国高専プログラミングコンテストに出展するために生まれた作品です。Virtual Composer 2.0 は予選を通過し、本選では敢闘賞を受賞しました。Ver.2.0ではMIDI音源エミュレータや楽譜出力機能も備えていましたが、データサイズが大きく、まだバグも多かったのでそれを削ったのが、Ver.2.2です。 制作チームでは'99年4月1日を目標にVirtual Composer 3.0を制作しています。現行バージョンではどうしても「どこを歌っているのかわからない」「同じような曲ばかりできてしまう」「メロディが不自然」等の欠点があると思っています。Ver.3.0ではその欠点をどう克服するか、ご期待ください。 (制作者代表・中山 慎一郎)
※ この記事は、'98年12月17日に公開されました。
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