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チャットソフトにデスクトップマスコットが合体
電脳師セバスチャン Version 2.0
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ちょうどMicrosoft Chat(通称コミックチャット)からキャラクタだけ抜き出したような感じ。ログ表示のある入力バーを使ってリアルタイムにやりとりする。それぞれのユーザのキャラクタが画面に表示され、吹き出しの中に各セリフが出てくる。人物なりの表情と仕種をするので、キャラとユーザをうまく合わせれば、実際に相手がそこにいるような感じがして、かなりおもしろい。キャラが少し大きめなため、デスクトップが狭いとちょっとうっとうしく感じるかも。
伝言板は相手側のパソコンに自分の使っているキャラクタが表示され、メッセージがあることを通知し、表示し終わると消える。ちょうどポップアップメッセンジャという感じだ。伝言板はいきなりキャラクタが現れるのでちょっとびっくりするが、ちゃんと返信機能も付いているので、これだけでもチャットといえなくもない。どちらかといえばチャットより伝言板の方がおもしろいかも。伝言板のメッセージは「相手の名前<ホスト名またはIPアドレス>」の形で届け先を指定する。ホスト名にはそれぞれのコンピュータに付けられた名前を設定する。 伝言板の動作は必ずしも軽快とはいえないが、LAN内で使う分には快適。ただし、マシンパワーをかなり使うので、少なくともPentium/166MHz(程度)以上でないと、何をするにも“かったるさ”がつきまとうだろう。 Windows 95同士のローカルネットワークで、DNSが存在しない場合は、IPアドレスを固定した方が使いやすいだろう。なお、MN128-SOHOでDHCPを使っている場合、ルーティングから外さないといちいちダイヤルアップ接続されてしまう。これはソフトのせいではなく、MN128-SOHO側の設定の問題。
(藤田 洋史)
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ソフト作者からひとこと
電脳師セバスチャンは、「チャットに表情をつけたい」という考えからスタートしました。 最初は3Dでキャラクタを作りはじめましたが、モデリングや表情表現の難しさに負け、2Dでの発表になってしまいました。ただ、キャラクタの「かわいらしさ」はそれなりに表現できたと自負しておりますので、アクションさせてみてください。 アニメーション表現の強化、キャラクタ別の性格づけ、キャラクタ仲間の追加などを行い、セバスチャンワールドを充実させてゆくつもりでおりますので、ぜひ一緒に遊んでみてください。 (株式会社茨城エンジニアリング 第1開発部)
※ この記事は、98年9月17日に公開されました。
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