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自由自在にプリクラを作っちゃえっ!
プリプリまろん Version 1.0.2.1(お試し版)
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操作は非常に簡単で、操作性にはまったく問題ない。大きめのアイコンをクリックするだけでできてしまうのだから、パソコンにあまり慣れていない人でも問題なく使いこなすことができるだろう。とはいえ、ペイント機能だけはさすがに慣れてないと上手にできないが、こればかりはどうしようもない。
また、肝心の写真取り込み。お試し版ではBMPとJPEGファイルの読み込みしかできないが、製品版を購入すると、TWAINドライバ対応のデジカメやスキャナから取り込みができるようになる。ユーザ登録は1,000円とさほど高くはないので、気に入ったのなら迷わず登録しておこう。 必要不可欠な機能をしっかりと持たせ、なおかつ操作も簡単と、非常に完成度は高い。ただ、ただひとつ言わせてもらえるのならば、なぜ対応フォントが日本語のみなのだろうか? Windowsにはあらかじめ欧文フォントもインストールされており、欧文フォントを使いたい、というユーザもかなりの数いるはずだ。次のバージョンでは欧文フォントに対応してくれるよう、切に願おう。
(芹澤 亮)
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ソフト作者からひとこと
ソフトを開発しようと思った動機、背景 : 結構偶発的にできたソフトウェアですが、まず社員のデザイナーが簡単なプリクラ作成プログラムを組んできたのがスタートです。それまでは誰も、彼がプログラムが書けるとは思っていなかったのですが……。そして別の社員が別件用にキャラクタを描き起こしました。非常によいキャラクタだったので外に出すのが惜しくなり自社用にキープし、そのプログラムと組み合わせることにしました(そのキャラクタが“まろん”です)。また、ちまたのプリクラは平面的なデザインのフレームが多かったので、試しに3Dデザイナーにデザインしてもらったら、とてもプリクラとは思えないゴージャスなフレームができあがり、これは結構イケる、とそのとき初めて社員全員が確信しました。基本的にこの三つの要素“内職で書いたプログラム”“横流ししたキャラクタ”“贅沢なフレーム”が「プリプリまろん」の原点です。 社長が掲げた開発キーワードは「小学生でも使える」でした。たびたびヘビーユーザである社員と衝突もありましたが、その甲斐あってかビギナーは使いやすく、マニアも納得のユーザインタフェースに仕上がりました。そして、使い方を社内でいろいろと試しているうちに、プリクラだけを作らせておくにはもったいないソフトウェアであることに気づき、オプションで追加できるフレームを作ったり、現在ホームページで展開している「プリプリ道」などの企画を練りはじめました。これが、現在まで綿々と引き継がれている流れです。 開発中に苦労した点 : いろいろな機能を盛り込むことは可能ですが、ユーザフレンドリなインタフェースを考慮した場合に切り離さなければならない機能があって、それの見極めです。 ユーザにお勧めする使い方 : プリクラだけではなく、ポストカードや名刺、FDラベル、ホームページに使える画像など、いろいろな使い方ができるソフトウェアで“マルチユース”という言葉がピッタリ当てはまります。頭をやわらかくしてオリジナルの楽しみ方をぜひ見つけてください。 今後のバージョンアップ予定 : 「プリプリまろん」から写真付きのE-mailを送ったり,簡易ホームページの作成・アップロード機能などソフトウェアの部分はもちろん、タイアップしたホームページでのおもしろい企画や関連商品も計画中です。ご期待ください。
((株)シフカ・鈴木)
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