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スグれもののウィザード付きWeb巡回&記録ソフト
WebVCR日本語版 Version 2.0.2 (サンプル版)
for Windows インターネット&通信 NEW サンプル

WebVCR 指定されたURLに対して自動的に巡回を行い、指定されたレベルまでの全コンテンツを取得してくるWeb巡回ソフト。これまでのWeb巡回ソフトにありがちだった面倒な初期設定はほとんど必要なく、また設定が必要な場合には親切なウィザードが現れて対話的に設定してくれる。設問にしたがってマウスやキーボード操作を行うだけで、初期設定は完了する。

ベクターホームページを録画中のWebVCR URLを手動で入力することも可能だが、WebVCRでは「お気に入り」や「ブックマーク」からインポートする機能がある。すべてをインポートしたのち、必要なものを残して削除してしまえば、よく巡回するURLだけを残すことができる。

録画されたページはこのようにツリー表示される 基本はWebテープと呼ばれる記録ファイルに、URLごとのコンテンツを保存していくもの。画面左上は、ベクターのトップページを記録している最中のものだ。やがて画面右のようにサイトマップがツリー構造で現れる。取得するコンテンツは、HTML以外に画像、動画、音声、音楽といったものがそれぞれ指定できる。デフォルトではすべてを取得することになっているが、文書だけを取得するようにすればすばやく巡回は終わる。

Ver.2.0からは、新機能としてスナップ録画機能(現在見ているページを保存)、およびクイック録画機能(現在見ているサイトをオプション設定にしたがって保存)が搭載された。これらの機能を使いこなせば、現存するWeb巡回ソフト中でも最高の使い心地を提供してくれるだろう。

reviewer's EYE これまでにもいろいろなWeb巡回ソフトを使ってきたが、ここまで簡単に使えて手間がかからないソフトは初めてだ。さすがに英語版は高い評価を受けているというだけのことはある。特に、Ver.2.0で追加されたスナップ録画機能は「ちょっとこのページを保存」というときに便利。ブックマークに記録するほどのページではないが、少しの間記録しておきたいというケースに利用できる。

また、クイック録画機能で現在見ているサイト全部を「録画」することも可能だが、これはヘタをすると何時間かかるかわからない危険性も持っている。試しに、https://www.vector.co.jp/を2レベルまで取得してみたが、64K同期接続で30分以上かかった。こんなにかかるわけないと思っていたが、WebVCRがきちんと階層を追ってコンテンツを取得してくれたため、あきれるほど忠実に再現できてしまった。

「そこまでやらんでも」と一瞬思ったが、これは使い手の問題であってソフトの問題ではない。特定のページだけをテレホーダイタイムに取得しておいて、あとで閲覧するという目的ならば、これほど便利なソフトはほかにない。欠点を探してみたかったが、あまりにも考えつくされていて、筆者ごときのレベルでは気に入らない点が見つからなかった、というのが正直な感想だ。
(藤田 洋史)

ホームページ 開発元のNetResults社のホームページはこちら、日本語版を扱う(株)理経のホームページはこちら

動作にはInternet Explorer、Netscape NavigatorなどのWWWブラウザが必要。


ソフト作者からひとこと
この製品は、米国で高く評価されているWeb録画ソフト「WebVCR」を日本語化したもので、ユーザがPCから離れているときや就寝中に、自動的に特定のホームページにアクセスし、内容をダウンロードするためのソフトウェアです。

対話形式のウィザード機能により簡単に録画設定、ダウンロード後はオフラインで電話代を気にせずにホームページの内容をブラウジングすることができ、また、ビデオ操作のように再生、編集といった操作が行えます。

ダイヤルアップのホームユーザは、就寝中に自動アクセス、ダウンロードして電話料金および時間の節約をしながら快適にブラウジングでき、忙しいビジネスユーザは必要なページだけを集めるエージェントとして、また、ホームページ作成者は管理ツールとして利用するなど、本製品はインターネット利用者全般を幅広くサポートします。
((株)理経・木村)


Download
「WebVCR」の最新版および関連ソフトです(ソフトのバージョンは、記事中で紹介したものと異なる場合があります)。なお、ソフトをダウンロードするには、右側の[Download]ボタン(または[httpD]ボタン)をクリックしてください。下線付きのソフト名をクリックすると、ソフトに関する詳細な解説が参照できます。

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