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インストールチェック機能もある、多機能ファイル管理ソフト
WinChk for Win32
Version 1.64
と にかく多機能なファイラ。通常のファイル管理機能のほかに、実に多くの機能が搭載されているが、中でもWINDOWSディレクトリのファイル状況、レジストリの変更状況などをチェックしてくれる「インストールチェック」機能が最大の特徴。そのほかにも独自の「関連付け」の追加、ファイルへのコメント付加など、もりだくさん!!
■こんな人にお勧め!!
日夜ディスクのメンテナンスを行い、余計なプログラムやDLLを探して削除したり、レジストリを修正するのが好きな人向けのファイル管理ツール。
ファイル管理+いろいろ?
「WinChk32」(Windows Directory Checker)は、基本的にはファイル管理ソフト、なのだが「インストールチェック」というオプション機能があり、これによって特定のフォルダやレジストリの変化を記録することができる。だが、記録することができるだけで、この記録に基づいてソフトウェアのアンインストールができるというわけではない。しかし、ある程度の技術を持つユーザなら、この情報を元に修正や復旧作業を行うことができる。
基本的な作りは、Windows付属のファイルマネージャに似ている。現在のバージョンでは、基本的なファイル管理のほかに、アーカイブファイル(LZH、ZIP、TAR、CAB)を扱う機能もある。それぞれに対応したDLLが必要だが、「WinChk32」の中だけですべてがすむのはやりやすい。
ツインウィンドウモードでコピー・移動操作もラクにでき、ドラッグ&ドロップもきちんとサポートしている。非常に多くの種類のボタンが用意されたツールバーの使い方さえ覚えれば、エクスプローラより使い勝手はいいかもしれない。
特定のキーにプログラムを割り当てるキーランチャー、画像の連続表示(別途「GV 」が必要)など、実に多くの機能がある。ここまでやって、しかもNT 4.0にもちゃんと対応できている。クリティカルなことをすると、たいていWindows 95専用になるものだが。
うまく活用するには
ここには書ききれないほどの機能を持つ「WinChk32」だが、その機能の多さゆえにメモリもかなり使う(同梱のドキュメントによれば、標準状態で4〜6MB)。特にアーカイブファイルを扱ったり、インストーラの監視を行うときには大量のメモリを使うので、メモリ、スワップの設定はきちんとしておこう。CPUもそれなりにパワーのあるものが求められる。最低でもPentium-133MHz+メモリ48MBといったところか。
また、本体である「WinChk32」以外にも必要なものは多い。すべてが必要というわけではないが、せめてUNLHA32.DLL、UNZIP32.DLLくらいは用意したほうがいいだろう。なお、画像表示のためには「GV」または代替えとなる画像ビューアが、バイナリエディットを実行するためには、Windows 95対応のバイナリエディタ がそれぞれ必要だ。初期値では、エディタ類はすべて「メモ帳」に、GV(グラフィックビューア)は「GV.EXE」が指定されている。
(藤田 洋史)
なお、アーカイブファイルを扱う対応DLLは、「統合アーカイバ・プロジェクト 」などからダウンロードできる。
「WinChk32」 の最新版および関連ソフトです(ソフトのバージョンは、記事中で紹介したものと異なる場合があります)。なお、ソフトをダウンロードするには、右側の[Download]ボタン(または[httpD]ボタン)をクリックしてください。下線付きのソフト名をクリックすると、ソフトに関する詳細な解説が参照できます。
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