週刊ソフトニュース 97.11.06 号

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スピード感あふれる3Dホバーアクションゲーム
3D まぜ Version 1.00

狭い迷路を駆けまわり、跳ねまわるホバーカー。無事に脱出できるのか、それとも奈落の底に落ちるのか、すべてはプレイヤーの指先ひとつにかかっている。神経を研ぎ澄ませ、ぎりぎりのドライビングテクニックで全30ステージのクリアと最短タイムを目指せ!

■こんな人にお勧め!!

息つく暇もないスピード感!

プレイヤーはホバーカーを操り、迷路のあちこちにあるチェックポイントをクリアし、出口から脱出しなければならない。

と、ルールは非常にシンプルかつ明確。……ただ、この迷路が曲者なのだ。何しろホバーカーとほとんど同じ幅しかない一本道。もちろん道をはずしたら、そのまま奈落の底へまっしぐらとなり、スタートポイントからやり直し(ただし落ちた時点でクリアしていたチェックポイントはそのままクリア状態)というシビアなもの。さらにホバーカーにはブレーキがなく、常に走行状態という難易度の高さには思わず涙がこぼれてしまう。

ホバーカーの操作は単純で、加速とジャンプ、それに左右の回転と4種類の動きのみ。前述したように「止まる」ことはできないが、回転をすればその場から進まず回るので、それをブレーキ代わりに使うといいだろう。ただし、そんなことをしているとアッという間に時間が過ぎてしまうので要注意。なぜならノーマル、タイムアタックと二つのモードが用意されているのだが、ノーマルモードも制限タイム内にクリアしないとゲームオーバーになってしまうからだ。もちろん、タイムアタックモードではコンマ1秒でも削るためにそんなことをしている余裕はかけらもない。

インターネットを利用して最速を競え!!

タイムアタックモードの記録はファイルとして保存が可能。そしてそのファイルをリプレイモードで見ることもできる。それを利用して、作者のホームページではタイムトライアルが行われているのだ。

プレイヤーはステージごとのベストタイムをそこに自由にアップできる。といっても、トップ3までしかアップできないので、それなりの記録が必要。そのために、アップされている記録ファイルをダウンし、参考にするというのもひとつの手といえるだろう。

トップ争いはイコールコンマ以下の争い。指先に神経を集中させ、トップを目指せ!!

なお、動作にはDirectX5が必要。ダウンロードはこちらから。

(芹澤亮)

ソフト作者からひとこと

「3D まぜ」は、ひょーんプロジェクト第6弾、ゲームで3本目の作品です。コース上をハイスピードで駆け抜けるのが目的です。

コースは一見迷路風ですが、加速やジャンプなどのテクニックを駆使すると、これを無視して完全に自由に走り回ることができます。見た目にとらわれず、新しいルートを開拓してタイムを削ることができるのが特徴です。現在、http://www.hyon.udn.ne.jp/ でタイムアタックも開催しています。

開発メンバーは、BGMまぁくん、作曲アレンジTAKさん、ポリゴンデザインと効果音もまぁくん、背景や自機テクスチャが7600YENさん、その他効果音がひろしさんで、プログラミングやゲーム設計を小笠原がやっています。

ひょーんプロジェクトの今後の作品に期待してください。

(ひょーんプロジェクト・小笠原博之)

「3D まぜ」の最新版および関連ソフトです(ソフトのバージョンは、記事中で紹介したものと異なる場合があります)。なお、ソフトをダウンロードするには、右側の[Download]ボタン(または[httpD]ボタン)をクリックしてください。下線付きのソフト名をクリックすると、ソフトに関する詳細な解説が参照できます。

（972円(税込)）
3D まぜ 1.12　Direct3Dホバーアクションゲーム全30面、タイムアタックが熱い　(247K)