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「定番」アーカイバ、LHAのMacintosh版
MacLHA
Version 2.21
日本語表示やInternet Configに対応し、より使いやすくなった定番アーカイバ。
こんな人に最適
すべてのMacintoshユーザに。
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約2年ぶりのアップデート
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「MacLHA」は、吉崎栄泰氏がMS-DOS上で作成した「LHA」のMacintosh版です。「異機種間でのデータ交換を行いたい」という動機で作成を開始しましたが、現在では他の作者の方々によりWindows、UNIX上で動作するソフトが作成されており、異機種間データ交換もほぼ不自由なく行えるようになっています。MacLHA 2.21は、前バージョン2.14から約2年ぶりのアップデートです。前バージョンからの変更点としては、
- -lh6-形式のファイルがうまく展開できなかった
- Drag&Dropの際に爆弾が出ることがあった
- level2形式のヘッダの扱いが誤っていた
などの不具合修正が主ですが、このほか多少の機能拡張も行っていますので、以下に紹介します。
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日本語メッセージへの対応
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この2年の間に、今までコンピュータとは縁が遠かった人たちもコンピュータを使うようになりました。そこで、以前から要望の多かった「日本語によるメッセージ表示」を可能にしました。「英語のメッセージがいい」というユーザのために、英語・日本語のメッセージはオプションで切り換えることが可能になっています。
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Internet Configに対応
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以前より「WindowsのファイルをMacに移したときに、拡張子からアイコンを付けてほしい」という要望がありました。インターネット利用が広まった結果、Internet Configという便利な設定管理ソフトが作成されたので、このソフトの「拡張子→アイコン関連付け」の設定情報を利用して、解凍した書類へのアイコン付けに対応しました。
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Fat Binary化
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前バージョン公開後、Metrowerks社のコンパイラがメジャーになったこともあり、コンパイラをCode Warrior 11に変更しました。また、長い間SE/30を使っていましたが、先般PowerMacintosh 6100/60を入手したため、MacLHAをFat Binary対応することができました。
今後は、自己解凍書庫の作成、ダイアログへのDrag&Dropによる冷凍・解凍のサポートなどを予定しています。残念ながら、いつになるかということはお約束できませんが。最後に、この2年間、そして2.21を出したあともバグレポートや要望のメールをくださった方々に感謝いたします。
(MacLHA作者・k.ishi)
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MacLHAの最新版、関連ソフトは以下の通りです。
ソフトのバージョンは、上で紹介したものと異なる場合があります。
※ソフトをダウンロードするには、右側の[Download]ボタン(または[httpD]ボタン)をクリックしてください。ソフト名をクリックすると、そのソフトに関する詳細な解説を参照することができます。
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※ この記事は '97年7月2日 に公開されたものです。
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