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ついに登場した管理工学研究所のWindows対応新ワープロ。評価版
松風
(仮称)
とにかく「重いソフトはイヤ」というポリシーで作られたワープロソフト。
こんな人に最適
機能満載で重いワープロにいらいらしている方へ。HTMLファイルも開けるので、保存したホームページを簡単に見ることも可能。
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まったく新しく作られたワープロ
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DOSの「松」がそのままWindowsに移植されることを待っていた人には残念かもしれないが、「松風」には、ショートカットキーなどの一部の機能以外、従来の松との互換性はない。しかし、松の精神だけは立派に受け継ぎ、「一太郎」「Word」のような重量級ソフトとは一線を画すワープロソフトとなっている。ある機能を使おうと思った場合、深い階層のメニューを辿ったり、複雑なダイアログを相手に苦闘する必要はない。
「松風」の文書ファイル形式はHTMLに近いマークアップ形式で、現在はHTMLの読み込みのみがサポートだが、変換が容易なことから、近い将来、書き出し機能の追加が期待される。まだβ版であり、このほかにも足りないと思われる機能の追加は積極的に行われるであろうから、ユーザ側からも要望を出し、「育てる」ということも可能だろう。
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同時リリースの松茸や桐
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管理工学研究所の主要ソフトである松茸や桐のWindows 95版も同時に評価版としてリリースされた。DOS版の操作性をそのまま受け継ぎ、辞書やデータベースもそのまま流用可能なため、乗り換えも容易に行える(ただしWindows版で使用したデータベースをDOS版で再利用することはできない)。桐の4段ファンクションキーによる操作もそのままなので、違和感なく移行できる。
DOS版と違い、広い画面で使える桐は実に快適だ。狭い画面に押し込めて作成したフォームを広い画面で再作成すれば、これまでできなかった複雑なテーブルの処理も可能になるはずだ。
松茸のローマ字入力の設定はATOK/OASYS/VJE/WXG風の選択が可能なので、他のDOS用FEPで慣れていたユーザも移行は楽だろう。DOSの松茸の辞書もそのまま持ち込める。ただし、Windows版の方が初期登録データが多いので、辞書はマージしてから使うのが得策だ。
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松風などの最新版、関連ソフトは以下の通りです。
ソフトのバージョンは、上で紹介したものと異なる場合があります。
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※ この記事は '97年7月2日 に公開されたものです。
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