ソフトを開発しようと思った動機、背景
「ZOOM PLAYER」開発の契機は、上級者だけでなく初心者を含むどのユーザも使いこなせるメディアプレーヤー・ホームシアターソフトを創る事でした。特に開発を始めた当時は「このフォーマットは再生できるけれど、別のフォーマットは再生できない」といった不便さが当たり前のように存在していた時代でした。
そこで私達は動画だけでなく音楽等を含めた多彩なフォーマットを1つのソフトで再生できるメディアプレーヤーである事を目指し、開発を重ねてきました。
「ZOOM PLAYER」を開発する私達のモチベーションは、ユーザが望んでいる機能や欠けている機能を追加する事で、つまりはユーザを満足させる事です。全てのバージョンにおいて最大限にシームレスでフレンドリーな再生を実現する為に、高いユーザー・エクスペリエンスを追求しています。また、それと同時に多くの洗練された機能を追加する事で、上級者をも満足させる事も目指しています。
これからも私達は動画の再生では高画質を、音楽再生では高音質を実現すべく、様々な工夫を行なって参ります。末永くご愛用いただけると幸いです。
開発中に苦労した点
「ZOOM PLAYER」の開発では従来のデスクトップやノートブックといったパソコンだけでなく、タブレットやハイブリッドマシン等、様々なハードウェアでの使用を想定したり、併用するソフトの影響等を広く考慮したりしながら、開発を進める事が最大の難関でした。
例えば、開発当初に想定したハードウェアやシステム環境とはまったく異なるユーザがいました。それは製品の機能修正ではなく、プログラムの根本的な書き換えが必要な程でした。これまで開発してきたプログラムの書き換えはとても困難を伴う物でした。しかしながらこうして書き換えられたプログラムは、製品の機能や動作に関するパフォーマンスを大幅に向上させる事ができる物となりました。
ユーザにお勧めする使い方
パソコンではメディアモード(オンスクリーンディスプレイ)で、またタブレットではタブレットモード(全画面ナビゲーション)でご利用いただけます。メディアモードでは分かりやすい基本的な再生メニューでの操作がお勧めです。またタブレットモードでは画面の四隅をカスタマイズでき、画面のスワイプ操作で、多彩な再生や操作を行なう事ができます。
設定メニューでは初心者向けの「基本モード」の他、上級者向けの「アドバンスドオプション」があります。
今後のバージョンアップ予定
「ZOOM PLAYER」の開発計画では1年に4回程のマイナーバージョンアップを、1年毎にメジャーバージョンアップを予定しています。また将来のバージョンでは、マルチデバイスポジショントラッキング、クラウドサービス、歌詞等の機能の追加を計画しています。