作成できる文章のジャンルを一部紹介しよう。ビジネス向けのジャンルは「アポイントメント」「会議」「問い合わせ」「見積もり」「注文」「出荷」「納品」「営業」「支払い」「契約」「依頼」「申請」「手配」「クレーム」「謝罪」「お礼」等があり、プライベート向けのジャンルは「お祝い」「お知らせ」「お礼」「お詫び」「シーズン」がある。更にそれぞれのジャンルの中には、数種類から十数種類の文例が用意されている。

ソフト起動後に表示されるメイン画面は、左側が登録されている差出人の表示エリア、右側が英文の作成エリアに分かれている。シンプルな画面構成なのでマニュアルを読まなくても直感的に操作できる筈だ。

基本的な英文の作成方法は簡単だ。まず最初に「分類」からビジネスかプライベートのどちらかを選び、続いてジャンルを選択。文例の一覧からを作成したい文章を選択し、画面下部の「英文を作成する」をクリックする。次にいくつかの質問が表示されるので、これらに英語で回答すれば、最後に英文の作成結果が表示される。翻訳前の日本語文とワンポイントアドバイスも表示される為、作成した日本語文に誤りがないかどうかも同時に確認できる。完成した英文はワンクリックでクリップボードにコピーできるので、そのままメールソフト等に貼り付けて使える。

英文メールの作成を行う際に便利なのが、文末に署名を挿入する機能だ。画面左の「差出人」エリアから初期状態でセットされている「サンプル差出人」をクリックして「差出人情報の編集」から新しい差出人を追加できる。差出人に自分の情報をセットしておけば、英文作成時に自動的に英語の署名を挿入できる為、何度も署名を入力する手間が省ける。差出人は複数登録できるので、プライベート用と仕事用に署名を分けて使う事もできる。

メイン画面のインターフェイス。ジャンルから目的の文例を簡単に探せる。

いくつかの質問に答えるだけで自動的に英文が作られる。