ページ表示速度が向上、パケット代の節約も
これは広告ブロックという観点とは異るかもしれないが、ぜひお伝えしたい「AdGuard」の特徴だ。
「AdGuard」は一般的なWebブラウザ用広告ブロッカーとは異なり、広告がWebブラウザにロードされる前にブロックしてしまうスグレモノだ。
これによりトラフィックが節約されてページの読み込みが高速化されるのだ。
高速化と合わせてパケット代も節約になるから一石二鳥である。
フィッシングサイトや危険なWebサイトから保護
AdGuardでは蓄積された膨大なデータベースから照合してフィッシングやマルウェア広告といった悪意のある広告から保護する働きをする。
また、ペアレンタルコントロール機能により子どもには見せたくないアダルトサイト等も設定でブロックをかける事ができるので思春期の親御さんにはありがたい機能だと言えるだろう。加えてIPアドレスや環境変数を秘匿する機能もありプライバシーの保護という観点では十分過ぎるものである。
ON、OFFの切り替えが即座に行なえる
広告でもWebサイトでも、これはブロックしなくても良いという時にはホワイトリストへ追加する事で永続的にブロックを避ける事はできるのだが、一時的に機能を停止させるという事を簡単に行なえるのは案外便利だ。
閲覧していると、いつもはブロックをかけて欲しいのだけれど、今だけブロックしないで欲しいんだよなぁというシーンにぶち当たる。この問題をワンクリックで解消してくれるのだ。
冒頭で触れたが、広告をブロックするという行為については賛否あり、必要な広告という物は確かに存在する。
広告によって成り立っている事業に我々は恩恵を受けているのも確かなのだ。
ただ、それと同じくらい、煩わしい、または悪意のある広告というものが数多く世の中に存在している。
これを手間暇かけずにブロックしてガードしてくれるソフトが「AdGuard」なのだ。
これを使えば広告も自動的にも自発的にもホワイト、ブラックと選別する事ができる。
裏を返せば広告を自ら選ぶツールと言えるだろう。
本ソフトはAdGuard社から直接購入する事も可能だがサポートは英語である。
ベクターからの購入は日本語サポートが付いてAdGuard社の販売価格と同等の金額(セール時はそれよりもお得)である為、是非こちらをおすすめしたい。
さて、上記レビューは広告ではないのか?という疑問については、今だけそっと脳内ブロックしておいて欲しい。お願いだ。