筆者も時々、Googleでサイト指定検索を行ったりするが、「site:(ドメイン)」を入力したり、コピペしたりするのが面倒だと感じていた。しかし「suguru」を使えば、サイト指定検索も簡単。最大12サイトまで登録できるので、いろいろ使い分けられるのもよい。Googleには「すべてのキーワードを含む」「語順も含め完全一致」「いずれかのキーワードを含む」などで検索したり、検索結果を言語や地域、最終更新日、サイトまたはドメインなどで絞り込んだりできる「検索オプション」ページが用意されているが、「suguru」は、このページをより使いやすくし、さらに機能アップした常駐ソフトと考えれば間違いではないだろう。ただし、同じ結果を得ることができたとしても、「suguru」を使った方がかなり効率的に作業を行える。
「suguru」には、【Ctrl】+【Shift】+【O】による操作画面の通常呼び出しのほかに、【Ctrl】+【Shift】+【I】のテキスト選択呼び出しがある(キー設定はいずれも初期状態)。テキスト選択呼び出しでは“選択しているテキストを検索語として自動的に設定して画面が表示”されることになっているが、残念ながら筆者のテストした三つの環境(Windows 7が2台、Windows 10が1台)では、テキスト選択呼び出しは動作を確認することができなかった(2018年2月6日編集部追記:記事掲載後にリリースされたVer.2.2では、【Ctrl】+【Shift】+【I】のテキスト選択呼び出しが正常に動作することを確認しています)。
(津布久 樹)