ソフトを開発しようと思った動機、背景
「ZOOM PLAYER」の開発は、上級者だけでなく、初心者を含むどのユーザも使いこなせるメディアプレイヤー/ホームシアターソフトウェアを創ることでした。特に開発をはじめた当時は「このフォーマットは再生できるけれど、別のフォーマットは再生できない」といった不便さが当たり前のように存在していた時代でした。だから私たちは動画だけでなく、音楽など多彩なフォーマットをひとつのソフトで再生できるプレイヤーであることを目指して、開発を重ねてきたのです。「ZOOM PLAYER」を開発する私たちのモチベーションは、ユーザが望んでいる機能を追加し、欠けている機能を改善することで、常にユーザを満足させることです。すべてのバージョンにおいて最大限にシームレスでフレンドリーな再生を実現するために、高いUX(ユーザ・エクスペリエンス)を追求しています。また、それと同時に多くの洗練された機能を追加することで、上級者を満足させることを目指しています。
これからも私たちは動画の再生では高画質を、音楽再生では高音質を実現すべく、さまざまな工夫を行ってまいります。末永くご愛用いただけると幸いです。
開発中に苦労した点
「ZOOM PLAYER」の開発ではさまざまなハードウェアでの使用を想定したり、併用するソフトウェアの影響などを広く考慮したりしながら、開発を進めることが最大の難関でした。
例えば、開発当初に想定したハードやシステム環境とはまったく異なるお客さまがいました。それは製品の機能修正ではなく、プログラムの書き換えが必要なほどだったのです。これまで開発してきたプログラムの書き換えはとても困難をともなうものでした。こうして書き換えられたプログラムは、製品の機能や動作に関するパフォーマンスを最大で2,000%も向上させることができたのです。
ユーザにお勧めする使い方
パソコンではメディアモード(オンスクリーンディスプレイ)で、またタブレットではタブレットモード(全画面ナビゲーション)でご利用いただけます。メディアモードではわかりやすい基本的な再生メニューでの操作がお勧めです。またタブレットモードでは画面の四隅にカスタマイズでき、画面のスワイプ操作で、多彩な再生や操作を行うことができます。
設定メニューでは初心者向けの「基本モード」のほか、上級者向けの「アドバンスドオプション」があります。
今後のバージョンアップ予定
「ZOOM PLAYER」の開発計画では 1年に4回ほどマイナーバージョンアップを、1年ごとにメジャーバージョンアップを予定しています。また将来のバージョンで、マルチデバイスポジショントラッキング、クラウドサービス、歌詞などの機能の追加を計画しています。
(Inmatrix)