「できますものは『消す』『目立たせる』『隠す』だけ」

「操作は適用範囲をマウスなどでなぞるだけ」

「パラメータも割愛しました」

対象の写真によっては「自動消去」では、違和感が残ることがあるが、その場合は「手動消去」を使えば、よりきれいに消すことができる。画像を拡大してクローンブラシを使って消去してゆくのは──単純作業なのかもしれないが──にわか職人の気分。自然な感じで消せると、ちょっとうれしい。

さらに「手動消去」ではクローンブラシを使うので──ソフト本来の意図からは外れてしまうが──「消す」だけではなく、写真画像内の対象を「複製」することも可能だ。

オンラインマニュアルには記載されていないが、「元に戻す（Undo）」「やり直す（Redo）」での操作回数も1回ではなく、通常使用では困らないであろう回数のUndo/Redoに対応している。

購入前にすべての機能を制限なく試すことができるので（できないのはファイル保存のみ）、「お気に入りの写真に映り込んでいる不要なものを消去したい」などと思っていた方は、ぜひ一度、試してみていただきたい。