点訳された日本語文を通常のテキストとして表示するソフト。機能を絞り込み、実行ファイルのコンパクト化と軽快な動作とを実現。「点字ビューア(Braille Viewer)」は、点字データの内容を誰でも簡単に読めるようにしてくれるソフト。点字データをUnicodeテキストに変換して表示する。利用するのに必要な操作は、点字データファイルを「点字ビューア」で開くだけ。情報処理用点字表記などの新しい表記にも対応する。実行ファイル単体で動作し、インストールも不要。USBメモリなどにコピーして、持ち運んで使える。
対応する点字データ形式は、
- Win-BES 99(.BES)
- BASE(.BSE)
- コータクン(.NAB)
など。使い方は簡単。対応するファイルを開くだけで、点字の内容がかな文字で──分かち書きなど、点字のルールに則って──表示される。伸ばす音が「ウ段」になるときは長音記号(ー)で、また助詞の「は」「へ」は、「わ」「え」で表記される。分かち書きされた「空白」を「□」で表示させたり、元データの六点点字に表示を切り替えたりといったことも可能だ。
文字列検索機能や簡易印刷機能も備える。印刷では、点字や変換後のかな文字をプレビューで確認の上、プリンタに出力できる。