「ホラー映画」「ウイルス感染」「クリーニングソフト」をモチーフにした、斬新なアイデアのホラーアドベンチャー。パソコンでアプリケーションを操作しているような感覚でプレイできる。依頼は「紛れ込んだものを除去して、元に戻す」こと
「案件:RoomNo666」は、「ウイルス感染して、別のデータのクリーチャーが紛れ込んでしまったホラー映画のデータを、パソコンソフトでクリーニングして元に戻す」という設定のホラーアドベンチャー。すべてのクリーチャーを完全に除去してエンディングにたどり着こう。想定プレイ時間は1時間から2時間程度。控えめながら「ホラー表現」や「流血表現」が含まれる。
物語は、「あなた」が映画会社「A Little Squirrel Studio(アリトルスクウィレルスタジオ)」代表の「根津」氏から依頼を受けるところからはじまる。依頼内容は、
- 「近日公開予定のホラー映画『RoomNo666(ルームナンバートリプルシックス)』に生じた問題を解決してほしい」
というもの。会社のパソコンに保存していた映画のデータが「ウイルス感染」によって「改変」されてしまい、過去に上映した映画のデータと「ごちゃ混ぜ」になって、別の映画の登場人物が紛れ込んでしまったというのだ。そのため、本来は生きて部屋から脱出するはずの主人公「セラ」が、ほかのホラー映画の登場人物に殺されてしまい、映画が強制終了されるようになってしまった。「根津」氏は、「あなた」の会社の画期的なソフト「ムービークリーナー」を使って、公開までに元の状態に修復してほしいと依頼してきた。「あなた」は、紛れ込んだものを除去し、映画を無事、最後まで上映できるように復元できるだろうか……。
映画を見ながら、登場する「おかしなもの」にターゲットマークを合わせて除去
操作はキーボードで行う。「ムービークリーナー」上で映画を再生し、カーソルキーを使って、映画の中に出現する「除去対象」に「ターゲットマーク」を合わせて、決定キー(【Z】/【Enter】/スペースキー)を押して確定する。
正しく除去対象が選択されるとクリーニングされ、そこで強制終了されていた映画が続きを再生できるようになる。この除去操作を繰り返し、映画に紛れ込んでしまった「ほかのホラー映画のキャラ」をすべて除去すればよい。
ムービークリーナーのメニューからセーブ(1ヵ所のみ可能)したり、「資料確認」で依頼内容や映画のストーリー、登場人物と除去対象を確認したりすることも可能。特に「登場人物・除去対象確認」では、登場人物と紛れ込んでいるもののさまざまな情報を得ることができる。