「フォルダーオプション」の設定変更をタスクトレイメニューから行えるユニークなソフト。ファイルやフォルダーの表示設定は、Windowsの標準状態では、初心者ユーザにやさしい仕様になっているようで、上級ユーザは逆に不便を感じることも多い。筆者も「登録されている拡張子は表示しない」はOFF(すべての拡張子を表示)、「タイトルバーに完全なパスを表示する」をONというように、表示設定を標準状態から変更して使っている。また、隠しファイル/フォルダーは「普段は非表示にして、必要なときにだけ表示したい」ということもある。
「FolderOptions Express」を使えば、「フォルダーオプション」画面を開くことなく、必要な設定変更だけをササッと行えるので、とても便利だ。
「表示」タブの項目は、初期状態では一部が非表示になっているが(効率性重視のためか)、ユーザが自由に追加・削除できるので、ユーザごとによく切り替える項目だけを表示させれば、さらに便利になるだろう。
(坂下 凡平)