当ソフトウェアの開発動機は、常駐しないタイプのウィンドウ位置を記憶するツールがネット上で見つけられなかったためです。「常駐タイプの他ツールと併用して、当ソフトは補助的に使用する」という位置付けで開発しました。そのため、現在では常駐機能は追加されていますが、機能追加は2004年の初公開から12年後の2016年になってしまいました。常駐機能の追加後、雑誌等で再紹介されるようになったので、これならもっと早く機能追加をしていればよかったのかな、と思わなくもないです。
当ソフトには「アプリケーション連続起動」という、名前そのままの機能を持つツールとの連携機能がありますが、当ソフト単体でも連続起動は可能です。当初は、当ソフト側の起動機能は簡易的なものでしたが、バージョンアップを重ねたあとでは、ほぼ機能的には同等のものとなりました。
違いは、当ソフトではアプリケーションを起動しながら位置合わせを行い、「アプリケーション連続起動」連携では一括でアプリケーションを起動したあとに一括で位置合わせを行う、ということと、当ソフトではショートカットは手動で作成しなければなりませんが、「アプリケーション連続起動」ではソフト側で作成可能という点です。
上記を踏まえて、必要に応じて「アプリケーション連続起動」も使用していただけたらと思います。
今後のバージョンアップ予定についてですが、Windows 10の仮想デスクトップ機能への対応は予定しておりません。これは当ソフトの開発環境が古く、対応することが難しいためです。この点に関しては、ご容赦願いたいと思います。
(へだぞう)