デアゴスティーニ社の「週刊○○」といえば、毎週刊行されるパーツを組み立てて精巧な模型を作り上げたり、フィギュアやDVDなどのコレクションを完成させたりするのでおなじみ。「ロビモーションシミュレーター」は、そんなシリーズのひとつで、先日完結した「週刊ロビ」(第三版)とのコラボレーションを楽しめるプログラムだ。シミュレーターなので、もちろん「ロビモーションシミュレーター」単独での動作も可能。腕や脚のサーボを操作して、ポーズをつけることができる。
ホビー用(?)のロボットなので、関節の動きなどはさほど複雑なものではないが、人型ロボットの基本的な構造を学ぶのにも役立つ。その上、実物との連携も可能なので、実際に自分の手で「ロビ」を完成させたオーナーならば、より深く「ロビ」を楽しめることだろう。
オプション設定の中に、起動プログラムを指定する項目があり、選択肢のひとつに「ロビクル」がある。これはおそらく「週刊ロビ 第三版」のあとを受けて刊行がはじまったばかりの「ロビ」専用バギー(トライク風の乗り物)のことだと思われる。今後も「ロビ」を核として、いろいろな楽しみ方が期待できそうだ。
ロボットの形状モデルデータを別途、インストールすることにより、「ロビ」以外にもさまざまな形のロボットを動かすことが可能だ。
(福住 護)