簡単な操作で使うことができ、無理なく続けられる血圧・脈拍の記録ソフト。複数ユーザを登録することでき、家族や部署内などの健康データをまとめて管理できる。「あつ子の簡単血圧日記」は、毎日、継続して記録した血圧と脈拍の測定結果を、標準値や過去のデータと比較したり、ランキング表示で確認したりすることにより、現在の状態をチェックできる“健康管理支援”ソフト。「氏名」「性別」「生年月日」「血液型(ABO式/Rh式)」といったユーザデータを登録して、利用を開始する。記録された血圧や脈拍を折れ線グラフにし、日々の変化を確認することも可能。健康の状況が天気予報風に表示される「元気予報」機能も搭載する。
使い方は簡単。
- ユーザ一覧画面でデータを記録するユーザを選択し、
- 記録メイン画面の「記録する」ボタンで「血圧・脈拍数の登録」画面を開いて、
- 「血圧 上(mmHg)」「血圧 下(mmHg)」「脈拍 数(回/分)」を入力して登録
すればよい。測定日時は、自動的に現在の年・月・日・時・分が登録されるが、あとから編集することも可能。外出先などで測定したデータをあとから記録することもできる。記録メイン画面には「標準値」とユーザの「平均値」および「各回の数値」が並べて表示される。同時に、前回との比較が「矢印」(↑:上昇、↓:下降、→:同じ)、平均値との比較が「記号」(+:高い、−:低い、=:同じ)で表示され、変化がわかりやすい。
データのランキング機能もある。「上位記録の表示」では、過去に記録されたデータから、血圧(上)、血圧(下)、脈拍数の最高値・最低値の上位・下位それぞれ10位までがリストアップされ、測定日時とともに表示される。「正常値記録の表示」では、上位10番目までの正常値の記録が直近から順に時系列でリストアップされ、「正常な数値が測定されたのはいつか」をひと目で確認できる。
測定値をグラフ化する機能もある。血圧(上)、血圧(下)、脈拍数の項目別に、毎回の測定値の変化が折れ線グラフで表示される。標準値の範囲が赤線で示され、わかりやすい。グラフは印刷することも可能だ。
データファイルは、ユーザごとのテキストファイル(CSV形式)で、またグラフはPNG形式の画像として作成される。ユーザフォルダを開けば、「あつ子の簡単血圧日記」以外のアプリケーションでも簡単に参照することができる。
そのほか、
- 記録メイン画面に表示された内容をそのまま印刷する
- 最大7日分の指定年月日のデータを平均値を含めて印刷する
- グラフの目盛り間隔(幅)を変更する
- 標準値(正常値の範囲)を、ユーザの年齢や状況に合わせて変更する
といったことも可能だ。