バンドルソフトやアドウェアなどの“不要なプログラムの導入を未然に防ぐ”ことができるソフト。インストールするだけで利用できる。「Unchecky」は、パソコンに新しいプログラムが導入されるときのインストーラの挙動を監視することにより、予期しないソフトが誤ってインストールされたり、ホームページの設定が勝手に変更されたりするのを防ぐためのソフト。アドウェアやアドインなど、不要なバンドルソフトがインストールされようとしたときに警告を表示してくれる。動作状況──いつ、どのソフトのインストールを拒否したか──は、ログで確認できる。
タスクトレイに常駐し、アプリケーションなどのインストーラが動作中に追加ソフトのインストールを求めてくると、警告ダイアログでユーザに通知する。
ダイアログには「不要と思われるプログラムをインストールしようとしています。本当に続行してもよろしいですか」と表示され、インストールを中止するなら「いいえ(N)」をクリックする(この時点で、動作項目を許諾するチェックが外される)。インストールを許可する場合には、「はい(非推奨)」をクリックすればよい。
チェックボックスがはじめからチェックされていないとき(オプトインの場合)は、ユーザがチェックボックスをクリックしたときに警告ダイアログが表示される。これにより「ユーザが誤って許諾動作を行ってしまい、不要なソフトがインストールされる」ことを防止できる。
「Unchecky」の動作状況はログで確認できる。インストールを拒否したプログラムの履歴は記録され、「活動ログ」画面に一覧表示される。
(現バージョンでは)設定項目は、言語の選択や「通知領域にアイコンを表示しない」など、ごくわずか。インストールするだけで利用できるようになっている。