マウスホイールの回転、マウスのボタンクリックやデスクトップ端への移動、ホットキーですばやく操作できる高機能音量調整ソフト。「Volume2」は、マウスやキーボードを使ってWindowsの音量を自在に調整できるボリュームコントローラ。音量調整の操作結果はOSD(On Screen Display)に表示されるほか、常駐するタスクトレイアイコンも変化してわかりやすい。OSDやタスクトレイアイコンはスキンに対応し、好みでデザインを変更することが可能。スケジュール動作にも対応し、指定日時に音量を変更したり、ミュートの有効/無効を切り替えたり、指定プログラムを起動させたりできる。マルチランゲージ対応で日本語で利用できる。
音量調整を行う対象として設定できるのは「Windowsシステム(全体)」「現在アクティブなプログラム」「特定のプログラム」。音量調整は、
- タスクトレイアイコン、タスクバー、デスクトップ上などでのマウスホイールの回転
- マウスをデスクトップの上下左右端へ移動して、細長いゲージ部分を表示させ、そのままスライド(ホイール回転による操作も選べる)
- あらかじめ指定しておいたホットキーの押下
で行える。音量調整を行うと、音量の変化がOSDに表示される(非表示にすることも可能)。OSDのデザインは、- スキン:デジタル/アナログのメーターで表示(33種類から選択できる)
- テキスト:大きめのゲージ+音量レベルのテキスト(0〜100)で表示
- トラックバー:垂直・水平のトラックバーで表示(音量レベルの数値表示も可)
から選択できる。テキストでは、文字のフォントやサイズ、色、背景色などを設定できるほか、デバイス名やサウンドカード名などの情報を表示させることも可能だ。タスクトレイアイコンも音量に応じて変化する。タスクトレイアイコンにもスキンが用意され、長方形、三角形、円形など、さまざまなデザインから選ぶことができる。
さらに、音量の変化に応じて左右のレベルが変動する「ピークメーター」を画面に表示させることも可能。ディスプレイの中央または任意の座標に配置でき、デザインは、針を使ったアナログ風のものや光るゲージのスタイルなど、20種類以上から選択できる。
ホットキーで操作するには、任意のキー同士の組み合わせ、またはキーとマウス操作(クリック/ホイール)の組み合わせをあらかじめ登録しておく。初期状態で【Windows】キー+マウスホイールの回転による音量のアップ/ダウンが登録されているが、ユーザが自由に追加・編集できるようになっている。
正しくは「Volume2」と表記する。