ソフトを開発しようと思った動機、背景
これまでMacのゲームを作っていたわけですが、今回の「私立探偵ムーディー」からはWindows。なぜ違う機種でやろうと思ったのか? 「創造的なものを作るのに適したMac」と「ビジネスや多種多様なソフトウェアで広く受け入れられているWindows」という考えを自分は持っていましたので、その「自分の中の取り決め」を変えてみようかと思ったからです。MacでもWindowsでも変わらない良いものを作れば、変わらずまた新たに喜んでくれる人もいるはず。いまはそう思っています。垣根はなくなってきましたね。あとムーディーは自分がゲームを作る以前に、3D CGムービーとして1995年に生まれたキャラクターで、それだけ思い入れもありました。開発中に苦労した点、ユーザにお勧めする使い方
とにかくバグに今回は悩まされました。まだ、もしかしたら残ってるかもしれないけれど、そう思うとこわいですね。
ユーザの方にお勧めする遊び方は、パーフェクトクリアを目指さない遊び方です。本当に自由に遊んでほしい。朝はじまったら、探偵事務所でコーヒー飲んで、タバコ吸って、外に出たら電車に乗って、それでソフトを終えて、現実の通勤とかに行ってもらいたいですね(笑)。ストーリーはいくつも入っているのですが、それを受けるもやらないも自由なんです。そんなのんびりムードで遊んでもらえるのが、自分の作品の特徴だと信じております。今回もそうなっています。
今後のバージョンアップ予定
またバグがあればすぐ直します。自分の表現の場として趣味で作ったところも大きいのですが、今回の作品は多くの人に楽しんでもらえるとうれしいと思っています。ありがとうございました。
(酒井 武志)