90年代アーケードゲーム風の弾幕縦スクロールシューティングゲーム。使用する機体を選択でき、初心者から上級者まで幅広く楽しめる。自機の周囲のサークル内に敵弾を通過させて、ハイスコアを狙う
「D-STARS」は、“60fpsで動く、90年代のアーケードゲーム風”をテーマに作成された弾幕縦スクロールシューティングゲーム。自機周囲のサークル内に敵弾を通過させてゲージをためることにより、パワーショットを発射できる。あえてストーリーなどは設定されず、メカだけが登場する“硬派”な作り。開発は現在も進行中。Ver.0.94cでは4種類の機体を使用して、ステージ4までのプレイを楽しめる。
操作はキーボードまたはジョイスティックで行う。カーソルキーで機体の移動、【Z】キーでショット、【X】キーでパワーショットの発射、【C】でボムの発動となっている。
大きな特徴は「自機の周りに赤いサークルが表示され、敵弾がその内側にあると、その数だけ倍率がかかる」こと。さらに、敵弾がサークル範囲内にあるとパワーゲージがたまり、ゲージがMAXの状態でボタンを押すと、パワーショットを発射できる。パワーショットを発射すると範囲内の敵弾が消え、一定時間倍率を固定できるのも特徴のひとつ。パワーショットの使いこなしがハイスコアを獲得するためのポイントとなっている。
使用できるのは特性の異なる4種類の機体
使用できる機体は4種類。タイプAは、前方に扇形に広がるワイドなショットを搭載した、標準的な性能の戦闘機。パワーショットは約3秒間、緑色の直線レーザーを前方に発射する。敵弾のプラズマエネルギーを吸収・チャージし、一気に解放できる新開発“DisChargeSystem”を搭載した試作1号機。
タイプBは、前方集中攻撃に特化した、クセのある機体。パワーショットは、前方へのショットの威力がさらに増したハイパーショットが搭載されている。スラスターが強化され、移動も速い。操作の腕が試される試作2号機。
タイプCは、子機(オプション)のフォーメーションを組み替えることで、前方攻撃とワイドな攻撃を変更できるテクニカルタイプの機体。パワー型へと偏向しているため、移動は遅い。試作3号機。
タイプGは、ショットの代わりに前方へのレーザーが搭載された、ほかの機体とは異なるコンセプトの機体。パワーショットは前方に幅広のレーザーを放つと同時に、機体を異次元へと転移させ、完全無敵となる。
いずれの機体も、破壊した敵機が落とすアイテムを拾うことでパワーアップできる。初期状態では子機を2機をともなっているが、「P」と書かれたアイテムを拾うと子機の数が増え、ショットの威力も増す。