動画・音声・静止画を取り込むことが可能な“なんでも録れる”キャプチャソフト。シンプルなわかりやすいインタフェースで、はじめてでも直感的に使える。「Readygo Screen Recorder 試用版」は、パソコンで表示中の画面や再生中の音声を取り込み、ファイルに保存できるキャプチャソフト。アプリケーションの操作画面はもちろん、メディアプレイヤーで再生されている動画や音声も取り込むことができる。開始時刻指定の予約録画も可能。録音も簡単な操作で行える。「試用版」は製品版に対して「動画キャプチャは15分まで」「キャプチャ時にウォーターマークが挿入される」「お知らせ・広告領域を非表示にできない」「ロゴ挿入機能を使用できない」といった制限があるが、そのほかは製品版と同じ機能を利用できる。
静止画・動画のキャプチャでは、取り込む範囲を「指定領域」または「全画面」から選択できる。静止画では領域を指定して、カメラアイコンをクリックすると、あらかじめ指定したフォルダに自動的にファイルが保存される仕組み。ファイル形式はJPEG/BMP/PNGに対応する。
動画では、指定したフレームレートで領域内をキャプチャし、エンコードしてMP4ファイルに保存できる。エンコード時のコーデックはMPEG4またはH.264を、フレームレートは6fpsから60fpsまでの6fps刻みで指定できるようになっている。エンコード時の画質は「低画質」から「最高画質」までの6段階から選択することが可能。動画にマウスカーソルを含めるか否かも指定できる。
動画の予約録画にも対応する。指定時刻に指定時間の録画を行える。録画開始時刻は23時間59分後までの任意の時刻を、また録画時間は1分から999分間までの間で指定できる。録画終了時に自動的にパソコンをシャットダウンさせることも可能だ。
動画のキャプチャと同時に音声をキャプチャ(録音)することも可能。パソコンで再生される音声、マイク入力からの音声のいずれにも対応し、同時に両方の音声を録音することもできる。録音時のコーデックはMP2/MP3/AACに対応。音質は6段階から選択できる。(動画をキャプチャせず)音声だけを録音することも可能だ。
「Readygo Screen Recorder」には、無料で使用できる「試用版」のほか、製品版(BasicおよびPro)もある。Basic版には、動画キャプチャ時間の制限などはない。2015年秋にリリース予定のPro版では、Basic版の全機能を利用できるのに加え、動画・静止画キャプチャ時のアクティブウィンドウの指定やDirectXを使用するゲームのキャプチャが可能になる。