バックアップファイルや一時ファイルなど、パソコン内の不要なファイルまとめて、すばやく削除できるメンテナンスソフト。わかりやすいシンプルなデザインの画面で、はじめてでも簡単に使える。「Advanced Disk Cleaner」は、不要ファイルを削除してディスクの空き容量を増やしたり、プライバシー漏洩などのリスクを軽減したりするのに役立つクリーンアップソフト。選択できる動作モードは、
- ファイルタイプを指定して、すばやく検出できる「高速クリーナー(Fast Cleaner)」
- 指定ドライブ全体をスキャンして、アプリケーションが残した不要ファイルを検出する「ディープクリーナー(Deep Cleaner)」
の二つ。指定したスケジュールで自動実行させることもできる。「高速クリーナー」の画面には、代表的なアプリケーションが一覧表示され、実際にパソコン内から検出されたものにチェックマークが付けられる仕組み。ユーザは、各アプリケーションのファイル種類ごとにスキャン対象を選択すればよい。
処理方法には、スキャンのみの「Analyze」と、クリーンアップまでが連続して実行される「Run Cleaner」とがある。「Analyze」では、スキャン結果を確認してからクリーンアップを行う。削除実行前にトータルでのアイテム数や容量に加え、ファイルの種類ごとの容量とアイテム数を確認できるようになっている。「Run Cleaner」では結果は表示されず、スキャン終了後、直ちに削除が開始される。
「ディープクリーナー」では、指定ドライブ全体をスキャンして、“任意のアプリケーションによって残された不要ファイル”を検出する。スキャン実行中に随時経過が表示され、それがそのままスキャン結果のレポートとなる。レポートにはアイテムごとにチェックボックスがあり、チェックされたものが削除対象となる(スキャン直後はすべてマークされているので、「Clean」ボタンをクリックすれば、候補ファイルがすべて削除される)。アイテムの「すべて選択」「選択解除」ボタンも設けられている。
オプションでは、スキャン対象ファイルタイプ別にフィルタリングすることが可能。「Advanced Disk Cleaner」推奨の設定にしたり、ユーザが任意の拡張子を追加・削除したりすることもできる。スケジュール実行の設定も可能。毎日、毎週、毎月の指定時刻に実行させられるほか、Windowsの起動時に実行させることもできる。