新機能「BootWell」で、より便利になったディスクメンテナンスユーティリティ。個別機種の特徴を読み取った上で、使用環境ごとに最適な起動用USBドライブを作成できる。特に、光学ドライブを搭載しない近年のMacのユーザにとって有用性が高まったのが大きなポイントだ。各ツールのアイコンを選択すると、それぞれのメンテナンスの目的や処理内容の詳しい解説が表示されるので、はじめて使う人にもわかりやすい。システムの健康状態を監視する「Drive Pulse」は、任意のタイミングで「手動」で実行することも可能。ドライブの断片化やフォルダの整合性など、トラブルにつながりそうなシステムの問題をまとめて検証できるのはうれしい。
そのほか、ディスクの新規フォーマット機能も備える。Windows形式のフォーマットやデジカメ用メディア(カード)のフォーマットを簡単に行えるのは便利だ。
(坂下 凡平)