はじめに……
ウェブルート株式会社は1997年に設立された、米国コロラド州に本拠を構える、米国における最大の株式非公開インターネットセキュリティ企業です。お客さまがインターネットを使う際のストレスをなくす
ウイルス対策ソフトをインストールすることで、多くのお客さまが感じたことのある「動作が遅くなる」というストレスに対し、「フルクラウド型セキュリティ」という新しい提供方法を構築し、多くのお客さまの「遅い・重い」を改善することに成功いたしました。
なぜ? ウェブルートは軽い?
従来のセキュリティ対策ソフトでは、パソコン側で定義ファイルを保存し、最新の定義ファイルをアップデートして、入手する必要がありました。しかしウェブルート製品では、定義ファイルをすべてクラウド上に保管することで、パソコン側のデータをクラウド上にある定義ファイルでチェックします。これにより、最新の脅威に対してもアップデート作業を行うことなく、対応します。
開発コンセプト
ウェブルートが、パソコンのパワーユーザを対象に実施した調査の結果によると、1/3がセキュリティ上のトラブルを経験していました。また、調査対象の9割がセキュリティ対策ソフトを導入していましたが、その1/3はセキュリティ対策ソフトに不満を持ちつつ使っている、あるいはOFFにしているといったことが判明しました。従来のセキュリティ対策ソフトとは違うアプローチで「パフォーマンスとセキュリティの両立」をコンセプトに開発されたのが「ウェブルート セキュアエニウェア」です。
製品特徴
この製品の特徴は、製品設計が従来のものとまったく違うため、パソコンをフルスキャンしているときでも負荷が低いことです。従来のセキュリティ対策ソフトは、定義ファイルと呼ばれる500MB程度のデータベースをパソコンにインストールし、パソコン内のファイルをそのパソコン上で照合・判定します。
一方、「ウェブルート」はファイルの情報をハッシュ値にして持っているので、使用するディスクスペースも10MB程度と最小限です。そして新しいファイルがダウンロードされたり、ファイルに変更があったりすると、そのハッシュ値をクラウドに送信してクラウド上で判定をします。つまり負荷がかかる作業をパソコンではなく、クラウドで行っているのです。これにより、フルスキャン時の高速化と低負荷を実現しています。
また、従来のセキュリティ対策ソフトは、定義ファイルと照合して「ウイルスではない」と判断したファイルはすべて「安全」とみなすため、あとから変化してウイルスとなる「未知の脅威」を見逃してしまいます。「ウェブルート」はブラックリストとホワイトリストを併用して「安全」と「危険」のどちらとも判定されない「グレー」なファイルを監視することで、この「未知の脅威」を検出することが可能です。
このように「セキュアエニウェア」は軽さと安全を兼ね備えた新しいタイプのセキュリティ対策ソフトです。正直、日本ではまだ知名度は低いのですが、アメリカの個人向け市場ではシェアNo.1を誇ります。ぜひ「次世代」のセキュリティを一足早く試してみてください。
(ウェブルート・ソフトウェア(株))