ソフトを開発しようと思った動機、背景
私たち自身で使うために、わかりやすいインタフェースの機能的なオーガナイザ(個人情報管理ソフト)を必要としていましたが、どうしても要望を満たすものを見つけることができなかったため、自ら「EssentialPIM」を開発することにしました。フリー版から開発をはじめましたが、驚くことに、最初のβ版をリリースしたときにユーザから有用な意見を得ることができました。当然、将来のバージョンに関してプランは持っていましたが、同時にユーザの意見を注意深く聞き、彼らの提案やコメントを考慮に入れることも怠りませんでした。
現在、開発をはじめてから10年が経ちますが、新バージョンを開発する際のこのアプローチが私たちに満足感をもたらし、ユーザからよりよいフィードバックが得られていることをうれしく思います。ユーザが私たちのやり方や製品を愛してくれることが私たちの幸せです。
開発中に苦労した点
「EssentialPIM」のようなソフトウェアを開発するときは、常に数多くの挑戦があります。次のバージョンに含まれるべき数々の機能とともにはじまり、構造上の障害で終わるものです。マイクロソフトなどのサードパーティベンダが、私たちがユーザに提供しようと予定していた機能を制限することも時にはあります。例えば、Windows Phoneとのデータ同期に対する要望がユーザから出されても、Windows Phoneプラットフォームの制限により、残念ながらそれに応えることができません。
ユーザにお勧めする使い方
まず、「EssentialPIM」を使ってみて、プログラムが好みに合っているか、日常生活に有用であるかどうかをご自身の目で確かめてみてください。「EssentialPIM」はさまざまな使い方ができますが、最も重要なのは、個人情報の管理にスピードと柔軟性をもたらすことができる点です。
今後のバージョンアップ予定
インタフェースを改善し、より多くのメールをスムーズに扱えるようにすること、AndroidやiOSデバイスを使って、Googleのようなオンラインサービスとの間でより速やかにデータ同期を行えるようにすること、そしてさらに有用な機能を追加することです。
(Astonsoft Ltd.)