かわいらしいペンギンキャラが活躍する、高難易度のアクションパズルゲーム。敵に対処しながら、制限時間内に卵を巣まで運べばよい。制限時間は2分。ミスをせず、すべての卵を巣まで運ぼう
「グッジョブ!ペンタくん 北極編/完全版」は、壊れやすいオブジェクトと重力の概念により、ひとつのミスが命取りになってしまう、シビアなアクションパズルゲーム。用意されたステージは、ヒント機能付きの「北極編」30面と、さらに難易度が高い「オマケ」4面の計34面。マップエディタ機能もあり、ユーザがオリジナルのマップを作成することもできる。
ゲームの主人公はペンギンのペンタくん。ペンタくんに与えられたミッションは「制限時間(2分)内に指定の位置(巣)まで卵を運ぶ」こと。ただし、羽では物を持つことができないため、卵を移動させるには前に押すしかない。フィールド上には重力の概念があり、目的の巣よりも低い位置に卵を落としてしまうと取り返しがつかない(重力が働くのは一部のオブジェクト)。
しかもフィールドの北極には、ペンタくんを襲ってくる敵がいる。敵に捕まると直ちにゲームオーバー。グズグズして、制限時間を超えてしまってもアウトになる。「ミスをするとたちまちクリアできなくなってしまう」シビアな条件のなか、ステージのクリアを目指す。
電気クラゲを投げつけて、敵を気絶させよう
ペンタくんの操作は、キーボードまたはゲームパッドで行う。カーソルキーで上下左右への移動。【Z】キーで武器の発射──基本操作はこれだけだ。
武器となるのは、ペンタくんの友だちの電気クラゲ(マユゲ)。フィールド上の電気クラゲを拾い、敵に投げつけて当てると、気絶させることができる。投げる際の注意点は、【Z】キーを押してすぐに放さないこと。キーを放すと、電気クラゲが消滅してしまう。一方、キーを押し続ければ遠くまで飛ばすことができ、その間にカーソルキーを同時押しすれば、飛ぶ方向を操作することもできる(ただし精度は低く、たまにすっぽ抜ける)。ペンタくんの移動中には電気クラゲを投げることはできず、電気クラゲの操作中はペンタくんは移動できない。
電気クラゲが当たって気絶した敵は、目を覚ますことがない。オブジェクトとして上下左右に移動させることはできる。
電気クラゲを残したままでステージクリアすると得点に加算され、電気クラゲを獲得して未使用のままクリアすれば、大幅に加算される。
氷塊は敵や壁に向かって押しただけで壊れる。押すタイミングは要注意
オブジェクトで重力の影響を受けるのが卵と氷塊。卵は壊れることがないオブジェクト。安心して操作できる。氷塊は落としても壊れないが、敵や壁に押しつけると壊れてしまう。必要な氷塊を壊してしまうと、ステージクリアが不可能になる。
氷塊の落下速度はペンタくんの2倍だが、落下中に壁などに押しつけて破壊することも可能だ。
敵として登場するのはセイウチとクマ。セイウチはランダムで左右に移動する(動作速度はペンタくんの2倍)。クマは上下左右に移動し、ペンタくんを追跡する。クマは最初、白クマとして登場するが、狭いところに入ると怒りで黒クマになり、速度が3倍になる(白クマのときはペンタくんと等速)。
セイウチもクマも、落下物を上から落として倒すことができ、すべての敵を倒せばステージクリアとなる(可能なステージは限られる)。