例えば、Webブラウズ中に出てきた用語を調べたくなったとき、普通なら、- 文字列をコピー
- 検索サイトを開く
- 文字列をペースト
- 検索を実行
となるところを、2.と3.を省いて2ステップですむという省力化ソフト。もし、オフィスアプリケーションなどでの作業中なら、これにブラウザを起動するという手間も加わるところだが、「QuickAction」ではブラウザの起動もやってくれる。ありがたいことに、さまざまなサイトがあらかじめ登録済みで提供されているので、必要なサイトを登録する手間もいらない。GoogleやYahoo! JAPANはもちろんだが、それ以外にもAmazonや楽天市場、Weblio(辞書・翻訳)、YouTube、ニコニコ動画、食べログ、日経その他の主要新聞社などが含まれている。デフォルトでは無効になっているものも多いので、設定画面を開いてリストを確認してみよう。
クリップボードから文字列を受け渡す場合、“{0}”というメタ文字が使われている。例えば、Googleのアクションは“https://www.google.co.jp/search?={0}”という設定となっていて、“{0}”の部分にクリップボードの文字列が入る。あとは自分が使いたいサイトで検索パラメータがどのように記述されているかがわかれば、簡単にオリジナルのアクションを登録できるわけだ。
操作もカスタマイズも簡単。パソコン初心者にもすぐに使いこなせそうだ。
(福住 護)