横スクロールで表示エリアを動かせる仮想デスクトップソフト。横方向に最大32,000pixelの仮想デスクトップを作成できる。「SFAVirtualScreen」は、ポップアップ式のスライダーを使って、画面をスクロールさせることが可能な仮想デスクトップソフト。スクロールバーを動かすのと同じ感覚で、デスクトップの表示位置を自由にスライドさせることができる。起動しても画面上には一見、何の変化もないが、デスクトップ上端にマウスポインタを近づけるとスクロールバーが出現。バーを右ドラッグすることで任意サイズの仮想デスクトップを作成でき、スクロールで画面を動かすことができる。
右ドラッグで仮想エリアの設定を開始すると、スクロールバー上には作成したい領域の大きさ(pixel数)が表示される仕組み。ドラッグの方法によって仮想エリアの拡大・縮小を使い分けることができるようになっている。現在表示されているエリアを基準に、左右のどちらに仮想デスクトップを作成するかも、ドラッグの方向によって指定することが可能。拡大・縮小するエリアの大きさは、右ドラッグの距離によって決まり、ドラッグする距離が短ければ少しだけデスクトップが大きくなる。逆に縮小時にはドラッグの距離が長いほど、デスクトップのサイズは小さくなる。
不用意に移動してしまわないように、仮想デスクトップを一時的にロックすることも可能。タスク切り替えでアクティブになったウィンドウがあるエリアまで自動的にスクロールする機能もある(オートスクロール(AutoScroll)オプション)。さらに、オートスクロールのサブオプションであるセンタリング(Centering)をONにしておけば、アクティブウィンドウが画面の中央になるように移動してくれる。センタリングオプションがOFFのときは、ウィンドウの端が画面の端と同じになるところまで移動する。
オートスクロールのサブオプションにはスマートスクロール(SmartScroll)もある。スマートスクロールでは、オートスクロール時に画面を瞬時に移動するか、なめらかに移動するかを切り替えられる。
そのほか、
- アプリケーションウィンドウの配置に応じて全ウィンドウが入るサイズに仮想デスクトップを拡大する機能
- 実際のスクリーンサイズに合わせて仮想デスクトップを縮小する機能(Init(初期化))
も用意されている。