商品問い合わせや購入リクエスト、クレーム対応などについて、起きた出来事を記録することで、「リアルタイムで状況を把握すること」を目的としており、ビジネスの現場に即した使い勝手を追求している。顧客名から対応履歴を簡単に呼び出して閲覧できるだけでなく、例えば、顧客からのアクセスがあったときに、個人データやこれまでの対応履歴を呼び出して確認したり、さらにその場で対応状況を追加記録したりといった使い方ができる。
予定管理機能は、ユーザまたはユーザグループ単位によって表示を切り替えることも可能で、複数のユーザが同時に使っている環境でも、目的の予定を簡単に見つけられるようになっている。
「顧客マネージャー3」には、無償版の「Free」のほか、購買履歴、売上分析、商品管理など、より高度な機能を装備した有償版「Professional」「Sales」「Basic」も用意されている。使い勝手がよいと感じたら、必要に応じてアップグレードすればよい。
(坂下 凡平)