ソフトを開発しようと思った動機、背景
「ACDSee」の登場以来、多くの画像ビューアは「ファイルマネージャUI」と「イメージビューアUI」の組み合わせを採用し、ここ数年間はこのインタフェースが主流でした。しかし、現在、マイクロソフトが提唱しているのは「エクスプローラによるファイル管理」と「Windowsフォトビューアーによる画像閲覧」です。ただし、「Windowsフォトビューアー」は機能的に満足できるものではありません。そこで私たちは「Windowsフォトビューアー」に変わるべき新しい画像ビューアとして「Honeyview」を開発することにしたのです。
「Honeyview」にはファイル管理機能はありませんが、【Esc】キーだけで簡単にエクスプローラに戻ることができます。
開発中に苦労した点
多くの画像形式は次の情報を持っています。横幅、高さ、色数とpixel数です。画像ビューアはこれらの情報をもとにメモリを割り当て、データをデコードし、ディスプレイに表示します。
しかし、いくつかの画像形式──例えばアニメーションGIF──では、1ファイル内に数百から数千もの画像フレームがあり、画像ビューアは連続的にディスクプレイに表示しなければなりません。
アニメーションGIFを完璧に処理するために、私たちは画像ビューアを動画/メディアプレイヤーのようにデザインする必要がありました。しかしながら「Honeyview」の開発初期段階においては、1ファイル内に数百から数千もの画像フレームを持つ、特殊な画像形式は想定していませんでした。「Honeyview」は現在も“超巨大”なアニメーションGIFファイルの処理には問題を抱えています。
ユーザにお勧めする使い方
上述した通り、ファイル管理にはエクスプローラを、そして画像の閲覧には「Honeyview」をお使いください。これで完璧です。
今後のバージョンアップ予定
長い間、「Honeyview」がサポートしてきたのは画像閲覧機能だけでした。しかし、最近になって、「Honeyview」は簡易画像変換にも対応しはじめました。現段階ではまだ満足できるものではなく、今後、機能改善を図ってゆくつもりです。
(Bandisoft)